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バヤリツァも期待する吉田麻也の海外移籍

2010/01/12(火)

2010年1月11日:本田圭佑VVVフェンロからCSKAモスクワに移籍すると、今度は同じく名古屋グランパスに所属していた吉田麻也がオランダに移り、フェンロのジャパニーズ・コネクションを維持する。
では、この若きセンターバックはオランダでとの程度やれるのだろうか? 結局のところ、海外に移籍した日本人ディフェンダーはそれほど多くはいない。海外のクラブは、日本人トップ・プレーヤーのディフェンス力ではなく、創造性やテクニックに着目するのが普通になっているからだ。

吉田の実力判断にかけては、かつて名古屋のディフェンス中央で彼とコンビを組んだミロシュ・バヤリツァ以上の人物はいない。二人とも、名古屋での最後のゲームが元旦の天皇杯決勝となり、バヤリツァは残留せず母国のセルビアへ旅立とうとしていた。
要約すれば、バヤリツァは、吉田にはヨーロッパで成功する要素がすべて揃っていると考えているが、吉田はもっと強くなり、ミスを減らさなければならないとも感じているようだ。
「あのリーグは難し過ぎるというわけじゃないし、日本に似ているから吉田なら上手くやっていけると思うよ」とこのセルビア人は言った。「まだ21歳という若さなのにとても物静かで、自信を持っている。空中戦は強いし、ゲームも読めるようになりつつある」。

ただし、バヤリツァもご多分に漏れず、日本的なお行儀の良さ――たとえば、ファウルをしたあとに相手に謝ったり、手を貸し立ち上がらせてやったり――が、ヨーロッパでは災いするかもしれない、と指摘をしている。ヨーロッパでは競争がもっと激しく、練習でもスタメン入りを目指して選手がしのぎを削っているからだ。
日本での美徳やしきたりは忘れ、大きな失敗をしないように注意したほうが良いだろうね。ヨーロッパで大きな失敗をすると、チームから弾き出されるというのが普通だからね。それだけは気をつけないと」。

これは、吉田のプレーのなかで私もはっきりと気づいていた点であった。とくに、ボールをしっかりコントロールするかわりに、胸でボールの方向を変えチームメートに渡そうとする、彼のあのやり方には困惑していた。あれはとても無造作で、リスキーなプレーであり、オランダでは即座に禁止されるような類のものなのである。
バヤリツァに同じよう感じているかと尋ねると、彼はこう答えた。「彼は若いよね。あれはジャパニーズ・スタイルなんだよ!」。

本田がロシアのビッグ・クラブに移籍したように、吉田もフェンロで地位を築けば、同じようになるかもしれない。最初の試合は1月14日のフェイエノールト戦だ。
「フェンロが足がかりになるかもしれないね。彼はとても若いし、私が来た最初の頃よりずっと進歩してプレーのレベルも上がっている。彼を手助けし、指導し、それから場合によっては彼をなだめることもしてくれるような選手がチーム内にいるともっといいんだけどね」とバヤリツァは会話を締めくくった。

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コメント

名古屋グランパスファンの程度の低さには呆れるばかり

投稿: 7743 | 2010年1月14日 (木) 21時33分

いきなり骨折しちゃいましたよ(笑)

(笑)っちゃいけないけど(笑)っちゃいますね(笑)

グランパスファンとしてお悔やみ申し上げます

投稿: カジノロワイヤル | 2010年1月13日 (水) 17時08分

骨折してしまいました・・・

投稿: | 2010年1月13日 (水) 01時16分

練習試合で早速骨を折っちゃったみたいで
正式契約されずに帰国するのでは?とか思ってしまう今日この頃

投稿: | 2010年1月12日 (火) 19時31分

日本の選手がオランダリーグから始めるのはとてもいい事だと思う。
イングランドやスペイン、ドイツでプレーするのが理想かもしれないけど、まずはオランダやフランスでヨーロッパの経験を積んで、オランダやフランスのビッグクラブにステップアップする。そして、優勝争いや、チャンピオンズリーグに出ればいい。
そうすれば、最高峰のリーグでもプレーするチャンスは転がってくるよ。

投稿: サッカー心酔ファン | 2010年1月12日 (火) 15時23分

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