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岡田監督がヤングブルーたちに込める新年の希望

2009/12/24(木)

2009年12月24日:ベテランたちに年始の休暇を与え、その代わりに若手の新顔を何人か1月6日のイエメン戦に招集するという、日本代表・岡田武史監督の興味深い試みを歓迎したい。
2011年アジアカップ予選であるこの試合は、真剣勝負なので、若手の日本代表であるヤングブルーたちにとっては絶好の学びの場となるだろう。また、すでに経験豊かな選手に負荷をかける必要も全くなかった。何といっても1月1日まではまだ天皇杯の試合が残されているし、2月の上旬には東アジア選手権も控えている。

注目すべき選考がいくつかあった。とりわけ注目を集めたのは、先ごろ香港での東アジア大会で銀メダルを獲得したU-20代表選手の招集。
ディフェンスの村松大輔(湘南)は、中央のディフェンダーとしてはすでに実績十分と言える風格があるように見えたし、攻撃面でも優れた感覚を見せ、決勝の香港戦ではゴールも決めていた。ストライカーなら、ゴールを狙う者なら誰でも、自慢したくなるようなゴールであった。
中盤では、青木拓矢(大宮)と山村和也(流通経済大)がエンジン・ルームで際立った働きをし、他の選手が前線に攻め上がった際にチームのバランスを保ち続けていた。まだ大学生の山村は、東アジア大会に向けたJFA(日本サッカー協会)の公式メディア・リリースではディフェンダーとしてリストアップされていたが、大会では守備的ディフェンダーとして活躍した。

前線のメンバーでは、永井謙佑(福岡大)と大迫勇也(鹿島)がイエメン戦に招集された。永井は、以前のコラムで書いたように準決勝の韓国戦の121分に決勝点となる素晴らしいゴールを決めた。相手のディフェンダーと前に出てきたキーパーのプレッシャーを受けながら、ゴールのファーコーナーに決めたものだった。
もっとも、大迫のほうは持ち味を十分に発揮することができなかった。本来なら、香港でのプレーよりはるかに良いプレーができる選手だ。韓国との準決勝では彼のワントップとなったが、ターゲット・マンとしての役割は居心地が悪そうで、ボールコントロールとパス回しがうまくいかずに落ち込んでいるように見えたが、決勝の香港戦ではやや下がり目の位置となり、ゴールに背を向けるのではなく、ゴールを前にしてボールを受けられるようになったので、デキははるかに良くなっていた。

大迫には来年6月のワールドカップ南アフリカ大会で岡田ジャパンの一員となれるだけの能力がある、アントラーズの監督オズワルド・オリヴェイラはそう考えており、昨シーズンはこの若手フォワードの学びの期間であると捉えていた。「大迫は来シーズンには間に合うよ」とは、先日のオズワルドの言葉――この言葉を信じようではないか!
長身の平山相太(F東京)と自信満々の渡邉千真(横浜FM)もフォワードとして招集されているので、イエメン戦では大迫はおそらくベンチスタートとなるだろうが、岡田監督はオズワルドの言葉が真実であることを証明するチャンスを必ず与えてくれることだろう。

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コメント

守備的ディフェンダーではなくミッドフィルダーでは?w

投稿: | 2009年12月29日 (火) 05時48分

テレビ放送はあるんだろうか?
是非とも見たい

投稿: | 2009年12月24日 (木) 15時12分

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