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香港戦の日本のGKは誰だった?

2009/10/12(月)

2009年10月9日:サッカーの試合を見るのに、アパートを出て地元のパブでパーティーさながらに観戦する。これが自宅でNHK BSが見られないことの良いところである。そして時として、他の観戦者の様子が見られるのもまた楽しいのだ。例えば木曜夜の日本対香港戦のこと。

「日本のゴールキーパー(GK)って誰?」
そう尋ねた彼のために言うと、そのとき試合はすでに5-0だった。彼は遅れて店にやってきて、まだ15分ほどしか試合を見ていなかったのである。無理もない質問だ。我々はしばらく画面で日本のGKを見ていなかったし、実際、誰が先発したのかなかなか思い出すことができなかった。

そのとき誰かが言った。「西川だよ」。
そうだ、確かにそうだった。しかし、これが闘莉王や中澤でも同じことだったかもしれない。それほどに日本は哀れな香港を支配し尽くしていたのだ。
それはまるで、公園でゴールを一つだけ使い攻守を交代しながらやるミニゲームみたいな試合だった。日本が6-0で圧勝したアジアカップ予選は、日本が何度もあった決定的チャンスでミスをしていなければ10点を挙げていたと思われるようなワンサイドゲーム。
ホームグラウンドでプレーした岡崎はハットトリックを達成、とりわけ長谷部からの鋭いパスを決めた先制ゴールはベストゴールに選ばれた。

長友のゴールも素晴らしかった。彼は積極的な姿勢を見せてくれたし、素早いプレーで相手GKを破り、右足でニアポストに強烈なシュートを突き刺した。レフトバックは身長の高さがそれほど重要なファクターではないし、長友はヨーロッパで成功できる資質と個性を持ち合わせていると、私は思う。

他の選手はどうか。大久保と松井は、南アフリカへ行きたければもう少し頑張らねばならないだろう。新たな選手たちが彼らにプレッシャーを与えるべく、どんどん現れるのだ。ひょっとすると、これが今回の香港戦で岡田監督が気づいたことかもしれない。他の選手たちもスコットランド、トーゴとの残り2試合、プレーする機会を得ようと必死になるだろう。

香港についても話そう。彼らのプレーのレベルの低さに、私は本当にがっかりした。私は香港に8年間住み、現地のサッカーをずっと見てきたのだ。1990年代前半、香港には古くは1967年からプロチームとなった5クラブ、60人の選手たちがおり、そのなかには中国人、外国人を問わず良い選手がそれなりにいて、サッカーは根強い人気を誇りファンも多かったのだ。
マークの甘さ、スタミナ不足、フィジカル面の強さ、さらにはプレッシャーがかかったときにロングボールでサイドへ逃げるのではなくて、中へボールを集めてしまう不用意さなど、今回来日したのはベストチームではなかった。とはいえ、それはお粗末なプレーの言い訳にはならない。

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コメント

ジーコのときに香港と試合したときは、1点差で苦しい試合だったと思うのですが。
北朝鮮と引き分けてたし、こっちが構えてた分拍子抜けでしたね。
公式戦だから仕方ないとはいえ、AFCにはもうちょっと日程の配慮してほしいかも。

投稿: | 2009年10月13日 (火) 02時19分

今後のアジア杯の予選はB代表で臨んで、A代表は、強豪国と対戦してほしい。バーレーン・香港・イエメンと戦っても強化にならないよ。

投稿: | 2009年10月12日 (月) 16時39分

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