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カップ戦の攻防

2009/09/07(月)

2009年9月5日:今年の川崎フロンターレは、間違いなく何らかのタイトルを獲るだろう。水曜夜に等々力で行なわれたナビスコカップ準決勝の第1戦、彼らは横浜F・マリノスを2-0で破り、決勝進出に向け好調のようだ。また、リーグ戦でも来週土曜日に鹿島に勝てば、アントラーズとの差が4ポイントとなり優勝争いが一段と白熱しそうである。そしてさらに、9月23日には東京・国立競技場で名古屋グランパスエイトを相手にAFCチャンピオンズリーグの準々決勝・第1戦を戦う。そして最後に、もしも誰も天皇杯を忘れていなければ、リーグシーズン終了から4週間後に決勝戦が行なわれる。すなわち、フロンターレは4つのタイトル争いをしているということになる。

水曜の等々力での試合は面白かった。とりわけ終盤の20分、マリノスが何とかアウェーゴールを挙げようと選手をどんどん前線につぎ込んでいったこと。途中出場の狩野健太は巧みなパスや正確なクロスでフロンターレ・ディフェンスを悩ませていたし、長身の金根煥(キム・クナン)は渡邉千真をサポートすべく積極的に前線に上がっていた。また、栗原勇蔵も自陣から上がりってフロンターレのエリア内でヘッドで競り勝っていたし、山瀬功治はスナイパーのようにエリア枠からゴールを狙っていった。
それでもこの夜、マリノスがゴールを挙げられなかったのには驚いた。

一方のフロンターレはというと、試合がまだ落ち着いていない前半15分の鄭大世(チョン・テセ)、そして彼らの優勢を誇示するような後半12分のジュニーニョのヘッドと、肝心なところでゴールを挙げることができた。フロンターレにとっては、攻めざるを得ない状況に追い込まれた相手にカウンターでゴールを狙うという状況は願ったり叶ったり。すなわち、日曜日の第2戦では、マリノスは前半にゴールを許さないよう警戒せねばならない。でなければ、彼らにとっては長い夜となることだろう。
なるべく高い位置でプレーさせ、早い時間に攻撃のリズムを作ってしまうこと。そして守りを固めジュニーニョを中心として相手攻撃陣の速攻を封じること。マリノスの木村浩吉監督は、この2点のバランスを考えた采配をしなくてはならない。これこそまさにカップ戦の攻防、リーグ戦との大きな違いである。

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コメント

飯倉・・・
たしか榎本も昔同じようなことした記憶が

投稿:   | 2009年9月 8日 (火) 02時02分

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