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“VVV” 活力(Vitality)、活気(Vibrancy)、勝利(Victory)

2009/06/01(月)

2009年5月29日:水曜夜に大阪で行なわれた日本対チリ戦、日本代表のプレーは素晴らしいものだった。将来に希望が持てるような活力溢れる戦いぶり、そしてチリに反撃の隙を与えないほどの活気。これらが4-0での快勝に繋がった試合だった。活力(Vitality)活気(Vibrancy)勝利(Victory)。この3つの“V”が、現在、本田圭佑が在籍しているVVVフェンロの“VVV”を表しているといっても良い。

岡田武史監督の4-2-3-1のフォーメーションで、右の攻撃的MFとして中村俊輔の代わりを務めた本田の、守備に対するエネルギーと意欲、そしてシュートはズバ抜けていた。公式記録によると、彼のシュートは、冷静に左足で決めた試合終了間際のシュートを含めて計7本。これは、シュートチャンスに打つことを躊躇することの多い日本人選手をいつも見ている私たちにとって嬉しい数字だ。

前半20分、岡崎の1点目のゴールが良い例だろう。エスパルスの活気溢れるストライカー、岡崎がボールをうまくコントロールし、相手ゴールに背を向けDFをうまくあしらい本田へフィード。距離はあったが、本田の頭の中には、強力な左足でシュートを放つということしかなかった。チリのキャプテンでGKのミゲル・ピントがボールをはじいたところに岡崎が詰め、ボールを押し込んだ。
そして中澤佑二の“トータル・フットボール”さながらのプレー。長身のセンターハーフが右ウィングへオーバーラップし絶妙なフットワークを見せ、チリのDFの後方へ、岡崎への素晴らしいスルーパス。この日2本目の素晴らしいシュートで、スコアは2-0となった。岡崎は代表で2回目のダブル、2得点である――彼の最初のダブルは対フィンランド、5-1と圧勝した試合だったが、その甲斐なく、次戦のオーストラリアとのワールドカップ予選では代表から外された。

岡崎は左の攻撃的MFで、中村憲剛は中央でスタート。岡田監督から、スティーブン・ジェラードを意識してプレーするようにとアドバイスされていた中村だが、ワントップのストライカー玉田と、前半39分に彼がベンチに下がる前に既にポジションを交代していた。
大したことのない当たりでピッチに倒れベンチからの指示あるいは治療を待っている玉田には、正直言ってうんざりした。試合中に何度か見せた岡田監督の冷たい態度から考えると、おそらく彼もそうなのだろう。泣き言をいわず、やるべきことをやる玉田を岡田監督は見たいはずだ。
岡崎がここまで素晴らしいプレーを見せている今、岡田監督にとってフォーメーションのワントップを変更する時が来たかもしれない。

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コメント

玉田がスタメンになったということは、自分で大丈夫だと考え、監督にそう言ったはず
そしてピッチにたった瞬間、ケガなんか言い訳にならないのは当然だと思いますがね
不安なら回避すべきで、自身のコンディションチェックをするのもプロならば当たり前なのですよ

投稿: | 2009年6月 5日 (金) 01時39分

本田ですが、無駄が無くなり、かなり成長しましたね。大活躍でしたし。
それにしても今回のチリとベルギー戦でガラリとチームが良くなった!この調子を続ければ岡田さんでWCでベスト4も夢じゃないかも…ただ決定的なミスが何回もあり不安要素ですが、攻撃陣が特に良かった。その要因はゴールを量産した岡崎と言いたいところですが、中村憲剛にあると思いました。

投稿: LiLy | 2009年6月 2日 (火) 23時19分

俺は玉ちゃんを見捨てたりしないよ

投稿:   | 2009年6月 2日 (火) 14時39分

大したことない当たりって・・・
玉田選手は怪我明けで、しかも同じ右足首を削られてますよ?

投稿: アリ | 2009年6月 1日 (月) 22時12分

玉田ではなく、大久保の間違いですよね?

投稿: 通りすがり | 2009年6月 1日 (月) 21時24分

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