« ダービー・デイの明暗 | トップページ | 結果的に正解だった俊輔の移籍 »

ライバル争いから1歩抜きんでた豪州

2009/06/22(月)

2009年6月20日:しばし、サッカーからテニスへ眼を転じてみよう。ある時、アンディ・ロディックがロジャー・フェデラーに敗れ、TVのレポーターからフェデラーとのライバル関係について尋ねられた時、上手いことを言っていた。
「ライバルだって?」ロディックは困惑しながらも答えた。
「片方がいつも勝っているのに、それをライバルとは呼ばないんじゃないかな?」

水曜夜、MCG(メルボルン・クリケット・グラウンド=Melbourne Cricket Ground)でのオーストラリア対日本の試合を振り返ってみると、このロディックの言葉はここにも当てはまるかもしれないと、私はふと思った。
もちろんオーストラリア人はそう思っているだろうし、この有名なクリケット競技場に掲げられた“ニッポン・永久に我らの影に”の横断幕でそれを日本人に思い知らせた。

いざフタを開けてみれば、神出鬼没のティム・ケーヒルが2ゴールを挙げ、チームを逆転勝利に導くという、2006年夏のワールドカップ、カイザースラウテルンでのシーンの再現のような結末だった。その翌年、アジアカップの準々決勝で1-1と引き分けた後、PK戦で日本はオーストラリアを破ったとはいえ、南アフリカワールドカップの予選では、オーストラリアは2試合で勝点4を挙げ5ポイント差でグループ単独首位。8試合を終え、この差は非常に大きい。その2試合、オーストラリアは特に出来が良かった訳ではないが、現時点ではオーストラリアが日本とのライバル争いでは1歩前を進んでいるといえる。

横浜での0-0のドローでは、日本を恐れるあまり、ピム・ファーベーク監督は4-3-2-1のクリスマスツリー・フォーメーションを採用し、ケーヒルをワントップで前線に残して、自陣深いところでショートパスを多用するという危なっかしい戦い方をした。メルボルンでは長身のケネディが投入され、セットプレーで日本のDF陣を引き付け、ケーヒルをうまく機能させることができた。しかし、オーストラリア、特にカリナは90分のうち無気力でやる気の無さが目立つ時間が長かった。
彼らがやる気になったのは後半のうち25分だけ。それでもゴールを挙げ、試合に勝つのに十分だった。

中澤が不在のなか、闘莉王は勇敢に戦った。そして前半40分、中村憲剛の左サイドからのCKをケーヒルを抑えてヘッドでゴールを決めた。後半に入り、オーストラリアもようやくエンジンがかかり、闘莉王と並んで日本のDF中央でプレーしていた阿部はケーヒルを抑えられなくなっていた。グレラのペナルティエリア深くへのフリーキックでは、ケーヒルにケネディをマークしていた闘莉王の後ろへうまく抜けられ、ゴールを許してしまった。さらにカールの右サイドからのCKでもケーヒルに出し抜かれてしまった。

ケネディには、何としてもグランパスでプレーしてもらいた。194cmの長身の彼と毎週のようにプレーできるのは日本DF陣にとって良い練習になるはずだ。

固定リンク | コメント (4)

コメント

もう日本が負けても何も思わなくなった。W杯でもそうだと思う。
相手の高さに注意しないといけないのに、相変わらず
ゴールに向かわないゴールから避けるMFのような選手を何人も並べて
セットプレイでやられる。「セットプレイだから崩されてない」
という岡田さんに対しても特に何も思わない。

サッカーは相変わらず好きだけど、ケネディが来たときに
日本の審判はどういう笛吹くか興味があります。
背が高いから手を広げたらファウル。フィジカルが強いから
相手を押さえただけでファウルを取るなら、ジェレミがいう練習は
日本のDFの演技指導になるかもね。

そうなったら日本のサッカーはもう白旗を揚げるべき。
俺も心置きなく日本サッカーと縁が切れる。スカパー代が節約できる。
明確な課題を克服しないといけない時期に、日本の審判が
サッカーをさせないとなったら、諦めないとしょうがない。

投稿: | 2009年6月25日 (木) 02時52分

順当な結果となりました。
中沢とTulioがいなければ世界とはまともに戦えない。
日本のMF、FWでは世界ではまるで通用しない(ドリブルで抜けない、効果的なパスも出せない)。
たかがオーストラリアと比較しても、シュート、パス、トラップといった
基礎技術が明らかに劣ることが明白。
これら全て事前に判明していたこと。
それを確認しただけでしたね。
日本がW杯の予選を勝ち抜くための方法はただ一つ、ガチガチに守ってカウンターの一発に賭けることですね。
早くその練習をすべきです。
それができないのなら岡田監督は即刻解雇すべきです。

投稿: | 2009年6月23日 (火) 11時51分

なんか失望じゃなく絶望って感じだ・・・

投稿:   | 2009年6月22日 (月) 23時57分

岡田さんに失望した。スタメンや采配に疑問

投稿: Lily | 2009年6月22日 (月) 23時31分

この記事へのコメントは終了しました。