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チャンスが巡ってきた山田直輝

2009/05/25(月)

2009年5月23日:木曜日の午後、岡田武史監督が発表した日本代表メンバーは、多くの人の意表を突くものだった。JFAハウスでの記者会見、キリンカップとワールドカップ予選の代表メンバー選出については、初招集などのサプライズへの期待は薄かった。だから、10名のMFの最後に山田直輝の名前が発表された瞬間、集まった多くの記者がざわめいた。

これはサプライズ、しかも嬉しいサプライズで、岡田監督の思い切った選手起用である。1998年の小野伸二の代表選出のときもそうだが、彼は何か光るものをプレーヤーに見つけたときは、たとえ未経験のプレーヤーであろうがチャンスを与えることをためらわない。
今回の山田もそうだ。166cm、64kgの体躯に、活力と創意あふれる若干18歳。今シーズン、レッズでめきめきと頭角を現し、中盤から前線へと突破し、ストライカーのエジミウソンと絶妙なコンビを組んで注目を浴びている。岡田監督がこのまま4-2-3-1のフォーメーションを使うのなら、山田のポジションはそうした相手ペナルティエリアへの中央突破を活かせる攻撃的MFの中央となるだろう。キリンカップでは、プレッシャーを受けることなく岡田監督は彼をテストできる。

山田の初選出は、話題性、メディアの注目度、ともに大きく、代表チームに対する報道も増え、Jリーグに対する波及効果も大きいので日本サッカー協会(JFA)としても大満足しているだろう。山田の何が良いかって、私は彼がジュニアユース、ユース、そしてトップチームと、レッズで一歩一歩、階段を上がってきたところが好きだ。全国高校サッカー等で“スター”として過度の注目を浴び、いきなりプロの世界へ放り込まれたのではない。

山田は、今回の3名の代表チーム初招集うちの一人である(ガンバの山口は2006年に一度選出されているので、実際は、初選出は二名)。他の二人はガンバのセンターバック山口と、サンフレッチェ槙野。怪我の寺田に代わって、岡田監督は中澤と闘莉王と組めるセンターバックが必要としている。ACLでの山口の経験と、槙野の若いリーダーシップとコミュニケーション能力に期待だ。
話題に富んだ岡田監督の発表だったが、やはり18歳の山田の初選出が一番の目玉だろう。

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コメント

弱冠

投稿: | 2009年6月 3日 (水) 08時40分

現在の日本代表はバイタルエリア前でボールを回している時、サイドに人数をかけ過ぎて
中央にスペースがあっても人が走り込んでいないという状況が多々あるので
山田直輝にはその状況を改善してくれるプレーに期待しています。

投稿: | 2009年5月25日 (月) 15時44分

とりあえずキリンカップを見てみよう

投稿:   | 2009年5月25日 (月) 14時50分

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