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帰ってきた中後がジェフの中盤を支える

2009/03/05(木)

2009年3月4日:オズワルド・オリヴェイラ監督の手腕によって恩恵を受けているのは、鹿島アントラーズだけではない。ジェフユナイテッド千葉にもそのメリットは及び、ジェフは中後雅喜を抜け目なく獲得した。
攻撃陣の田代や興梠、ディフェンスの伊野波らと同じように、中後もオズワルドが指揮する鹿島で本当の意味での開花をなしとげ、中盤の立て直しを目指すジェフがシーズンオフに彼の獲得交渉を迅速に進めたのだった。
千葉生まれの中後がジェフの組織に加わるのは、もちろんこれが初めてではない。ジェフユナイテッド市原時代にジュニアユースとユースのチームでプレーしていたからだ。その後、中後は駒澤大学に入り、そして鹿島に入団した。

中後は堅実なオールラウンドプレーヤーにして、頼りになる戦力という評価を鹿島で獲得しており、主としてボランチを務めたがバックでもプレーし、鹿島の野心的で、しかも実績のある4-2-2-2のフォーメーションではセンターハーフの並びあるいは右サイドバックでプレーしていた。

ジェフのボスであるアレックス・ミラー監督の希望としては、中後には下村と組んで中盤のエンジン・ルームに堅実さとリズムを持ち込んでもらい、工藤のような攻撃的な選手が前線に駆け上がり、ピッチの中央で守備ではなく、創造的な仕事に集中できるようにしてもらいたいのだろう。羽生スタイルの機動性を持つ工藤は、もがき苦しんだ昨シーズンに光り輝いた少数の選手の一人で、今年は前線での仕事が多くなりそうなので、さらに威力が増しそうである。
監督と攻撃陣の橋渡し役として、中後と下村なら、チームのエンジンを回し続け、中盤をしっかりと掌握することができるだろう。これこそが昨年のジェフがことごとく失敗してきたことで、その状態はシーズン半ばに戸田を補強しても改善されることはなかった。

ジェフの巧妙な選手補強は他にもあり、地域のライバルであるレイソルからはユーティリティー・プレーヤーのアレックスを獲得した。
アレックスは常に精力的で、素晴らしい左足も持っているのに、昨シーズンの柏ではあまり出場機会に恵まれていない、と私は思っていた。アレックスはJ2のアビスパ福岡では信頼できるストライカーとしての地位を築いていたが、昨シーズンのレイソルではまったく実績を残すことができなかった。彼の入団により、ミラー監督はディフェンスの左側、中盤、それに攻撃でも多くの選択肢を持てるようになるだろう。
中後とアレックスの2人はジェフを安全かつ確実に補強してくれる新戦力。さらに経験と、ノウハウも少しばかりチームに与えてくれるだろう。

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コメント

ジェフ千葉は、ここ数年で最高のオフシーズンを過ごせましたね。
以前がひどすぎただけですが…(^-^;

土曜日にフクアリに行くので、中後やアレックスの働きが楽しみです。

投稿: ケン | 2009年3月 5日 (木) 23時00分

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