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ガンバ、MF陣でヴェルディを粉砕

2008/10/02(木)

2008年10月1日:今シーズンはナビスコカップ優勝のチャンスをすでに逃し、リーグ戦でもかなりの試合を落としているガンバ大阪だが、自信だけは失っていない。
土曜日の味の素スタジアムでの試合では、それが一目瞭然。ガンバは東京ヴェルディを圧倒し、3-1と快勝した。

序盤に2つのゴールを奪ったガンバは試合をコントロールし、試合終了まで残り約20分となった69分には西野監督の冴えた選手交代から3点目を生み、ヴェルディの追い上げの望みを断ち切った。
西野監督にはようやく、DFミネイロのJ1デビューを実現させる時間も与えられた(ロスタイム、前線で機能していなかったロニーに代わって出場)。身長184cm、体重72kgという、スラッとした体格のこの選手は、ブラジル出身ながらケニヤのマラソン・ランナーのように見える。ミネイロはロスタイム中にやたらと走り回り、左足でシュートも2本放った。新たなセンターフォワードを求めている西野は、ひょっとするとAFCアジアチャンピオンズリーグ準決勝の浦和レッズ戦で、身体能力に優れるミネイロを秘密兵器として起用するかもしれない…。

もっとも、その日の勝利を呼び込んだのはガンバの奔放なミッドフィルダーたちだった。最初は遠藤が右足で巧みなシュートを決め、次に明神が、攻撃陣をサポートするために果敢に前に出た行動が報いられたかのように、左足で2点目の鋭いシュートを放った。
遠藤はいとも簡単そうに決めたが、私自身は、最初のチャンスでシュートを打つべきだったと思っている。彼はシュートの代わりに播戸に短いパスを渡し、確実に相手を崩してから打った。邪魔者がいなくなれば、シュートは入れて当然ということになる。そのときのシュートは小野伸二スタイルと言えるもので、遠藤はボールに軽くカーブをかけてキーパーを迂回させ、ゴールのファーポストに決めた。まるで豆の皮をむくように、簡単に。

ヴェルディの驚異的なディエゴは、いつもどおりの気迫とパワーに満ちた動きでチームを牽引。後半の10分過ぎにはゴールを決め、ガンバとの点差を詰めた。その後の62分、西野監督は播戸に代えてすばしっこく動き回る右ウィンガーの佐々木を投入。西野監督の狙いは明らかだった。左のバックにいる、ヴェルディの35歳のキャプテン服部に佐々木をぶつけるのである。

そして佐々木はいきなり、ヴェルディのDF陣を混乱させた。服部を困惑させ、ロニーのシュートのお膳立てもした。シュートはバーの上を越えてしまったが、二川が同じようなポジションにいた佐々木にパスを送ったときには、彼が同じような動きをすると誰もが思った。
ヴェルディのDF陣は準備を整えたが、佐々木には別のアイデアがあった。右足で鋭く放ったシュートが土肥の意表を突き、ゴールに突き刺さったのである。J1出場通算12試合の、佐々木の初ゴールだった。

ゴール製造マシーンのバレーがチームを去って久しい。ルーカスが故障、山崎は出場停止、播戸は精彩を欠き、ロニーが失敗続きとなれば、ガンバはもう、フォワード抜きで勝利を目指したほうがいいかもしれないね。

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