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大分の光、“聖トリニータ”

2008/09/15(月)

2008年9月13日:“時のチーム”として、九州のチームが注目される機会はそう多くはない。しかしここ数日、J1首位とわずか1ポイント差、さらにナビスコカップで初めて決勝に駒を進めた大分トリニータが俄然注目を浴びている。

若いブラジル人監督、シャムスカの下で、大分トリニータは2008年の大躍進を楽しんでいる。土曜午後の埼玉スタジアム2002、浦和レッズとの対戦は非常に魅力的なものになるだろう。なかでも3人の若い選手が“九州のスター”として注目を浴びている。ゴールキーパー西川、センターバック森重、そしてフットサルで培った足技に長けた攻撃的ミッドフィルダーの金崎だ。九州の熱烈なサッカーファンに希望の光を点す、この西川、森重、そして金崎のトリオを私は“聖トリニータ”と呼びたい。

期待はずれに終わった北京オリンピックだったが、私は森重が日本のベストプレーヤーだったと思う。今年前半に彼はめきめきと頭角を現し、オリンピック予選では日本のベストディフェンダーだったエスパルスの青山直晃から代表の座を奪ったのだ。その2人が11月1日、国立競技場でナビスコカップの決勝戦で対決する――これには不思議な因縁を感じる。
常に注目を浴びているわけではないこの2チームが、オープンで面白い試合をしてくれるだろうと、私はとても楽しみにしている。Jリーグの強豪たちが全ての大会の常連として出場するより、日本のサッカー界にとっては良い。

エスパルスの長谷川健太監督はナイスガイだ。そしてシャムスカ監督同様、チームには若い良い選手が揃っている。さらに私がエスパルスを気に入っているのは、彼らは多少距離があってもシュートを狙うことだ。準決勝・第2戦の対ガンバ戦、エスパルスを勝利に導いた山本真希が良い例である。
その試合では、面白いことがあった。後半中盤、エスパルスが3-1でリードしているときだ。
エスパルスの原動力、マルコス・パウロがタックルの後ピッチに倒れていたが、大したことはなかった。事実、チームメートがプレーを止めるためにボールを蹴り出したとき、マルコス・パウロは立ち上がろうとしていた。
そしてスローイン。ガンバはエスパルスにボールを返さなかった。エスパルスファンのブーイングのなか、彼らはプレーを続けゴールを奪おうとした。

ガンバがボールをキープしたことは、間違っていないと思う。プレーを止めるか否かは主審が決めることであり、エスパルスの選手ではないからだ。“ケガ”をしたチームメートの治療のためにボールを蹴り出すシーンを、いったい何度見たことだろう……。あまりにも多い。このようなプレーに対して、主審はあまりにも寛容すぎる。リードしているチームがあからさまにプレーを遅らせようとする行為に対しては、主審は断固としてプレーを続行させるべきだ。
ナビスコカップでは、こんな馬鹿げたシーンを見ないで済むことを望む。両チームの選手、そして監督は決勝でプレーできることを尊び、テレビの前の多くのファンに良いゲームを見せてもらいたい。

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コメント

西川は最高のキーパーです
人としても最高です
間違いありません

投稿: にー | 2008年9月30日 (火) 08時59分

シャムスカ監督ほんと凄い、トリニータの選手も凄い。
ただ西川選手ですが、良いGKには思えません。

投稿: Liji | 2008年9月20日 (土) 19時31分

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