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グランパスの2人の明るい未来

2008/07/07(月)

2008年7月4日:ドラガン・ストイコビッチは現役時代、華麗な攻撃センスを持った選手として知られていた。それは、彼が一見で優れたディフェンダーを見抜くことができたからに他ならない。そして今、彼は名古屋の“優れた左足と頑強な体格を持つディフェンダー”に注目している。監督によれば、代表入りも間近だという。
ストイコビッチ監督が注目しているのは若干19歳の、センターバックの吉田麻也。すでにオリンピック代表候補の20名にも入っている。“優れた左足と体格を持つディフェンダー”、吉田はその条件にピッタリ当てはまる。

いや、ストイコビッチ監督が注目しているのはグランパスのレフトバック阿部翔平だ。ナビスコカップ、対ジェフ戦1-0の勝利の時も素晴らしい働きをしていた。
岡田武史監督が、100%信頼のおける左利きのレフトバックが必要になった時には、ガンバの安田の陰から阿部がいきなり浮上してくるはずだ。

水曜日のフクダ電子アリーナでの試合後、私はストイコビッチ監督に阿部について尋ねてみた。
「私の見るところ、彼の代表入りは目前だと思うよ」グランパスの監督はそう言った。
「彼は素晴らしい左足と勘を持った真のフルバックだ。体格的にも良いし、長所をたくさん持っているね」

今シーズン、この24歳の阿部について書くのは2度目だ。NACK5スタジアムでの大宮アルディージャ戦でも、ずば抜けたプレーをしていた。171cmのがっしりした体格と、監督もベタ褒めするテクニック。彼こそ“優れた左足と体格を持ったディフェンダー”である。ジェフ戦ではそのパワフルな左足で50mの距離をピンポイントでレフトウィングへボールを送り、サイドチェンジをしていた。彼は駒野のように積極的に動き、それを90分続けることができる。

その日、私は前述の左利きセンターバック、吉田をもう一度じっくり見たかったのだが、ストイコビッチ監督は彼をベンチで休ませ、バヤリッツァ-増川のコンビを中央で使った。それでも、ストイコビッチ監督は吉田(監督は彼をマヤと呼ぶ)を褒めちぎる。

「マヤはまだ19歳。これから先彼に起こることは皆を驚かせるだろうね。もちろん彼自身も」
「彼の将来は明るい。グランパスにとってだけでなく日本サッカーにとってもね。もちろんそれは彼にかかっているんだけれど、この半年の成長とサッカーに取り組む姿勢は驚くべきものがある。これは本当に序章にすぎない。いつか真のリーダーになるよ」

そして24歳の阿部にとっても、これはまだ序章に過ぎないのかもしれない。

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コメント

通りすがりのグラサポの者です。

吉田麻也は右利きですから、お間違いのないように。

投稿: cc | 2008年7月10日 (木) 13時00分

ピクシーも阿部を絶賛してるんですね
左サイドバックらしい左サイドバックがはやく代表に定着してほしいものです
昔は都並や相馬がサイドアタックの中心になっていたもんですが…
右の竹内もいいですよね

投稿: ネクラーソフ | 2008年7月 7日 (月) 23時43分

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