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“ジーコ・ダービー”の望みを打ち砕いたチェルシー

2008/04/14(月)

2008年4月12日:日本では、いわゆる“ジーコ・ダービー”というものはなくなってしまったが、アジアやヨーロッパのチャンピオンズリーグにはその可能性が残っていた。
ジーコ・ダービー?
そう。フェネルバフチェが欧州チャンピオンズリーグを制し、アントラーズがアジアチャンピオンズリーグ(ACL)で優勝すれば、12月に開催されるFIFAクラブワールドカップで“ジーコ・ダービー”が実現したのだ。もちろん、実現の可能性は大きくなかった。そしてそれは水曜の夜、フェネルバフチェとの準々決勝・第1戦を落としたチェルシーが第2戦でジーコのチームを破ったことで望みが絶たれた。
だが同時にそれは、12月に来日するのはリバプールかチェルシーかマンチェスター・ユナイテッド、あるいはバルセロナ? という日本のファンにとって魅力ある可能性を残したことになる。悪くない話だ。

鹿島アントラーズについて言えば、彼らはまだガンバ大阪と同じくACLの戦いの真っ只中。それから、決勝ラウンドから登場する昨年の覇者・浦和レッズも忘れてはならない。
余談になるが、私にはAFC(アジアサッカー連盟)の考え方がどうもよく分からない。昨季王者にグループリーグを免除することは、宣伝効果やマーケティングのチャンスを逃すこと。もったいないと思うのだ。

さて。グループリーグを半分終えた時点で、アントラーズとガンバは各グループの首位を走っている。準決勝進出8チームのうち3チームを、日本のクラブが占める可能性も高い。準々決勝で同一国のチーム同士がぶつかることはないので、準決勝進出の4チームのうち3チームを占めることだってあり得る。

水曜日に行なわれたアントラーズ対北京国安戦は、冴えない試合だった。寒風吹きすさぶなか、わずか6,487人の観衆が選手たちを盛り上げようとしていた。ホームチームにとってひじょうに苦しい内容ではあったが、1−0の勝利で勝点3を得たことは大きい。良いプレーが出来なくても勝つのが、良いチームと言われる。そしてアントラーズはそれをやってみせた。
この試合の功労者は、なんといっても曽ヶ端だろう。チアゴのPKを阻止しただけでなく、試合終了まで集中力を途絶えさせることがなかった。
6試合を終え上位2チームが勝点で並んだ場合、順位は直接対決の結果で決まる。左ウィングのマルティネスのシュートを足で止めた曽ヶ端のセーブが、大きく響くことになるかもしれない。

イングランドのプレミアリーグのように、Jリーグの3チームがCL(ACL)の準決勝に残ることを祈ろう。アジアでの昨季までの対戦成績以上に、Jリーグは強い。そしてそれが疑う余地もない事実であることを、彼らは証明できるはずだ。

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