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Jリーグスーパーマーケットは大盛況

2008/03/03(月)

2008年3月1日:ボールを蹴ることなく、サッカーシーズンのハイライトの一つが終了した。
金曜午後、ザ・プリンスパークタワー東京で「2008Jリーグキックオフカンファレンス」が開催され、全33チームから監督、選手が集まった。そこには大久保、岩政、鈴木啓太、下村、玉田、そして徳永の姿もあった。あるJリーグの役員はこのイベントを、メディアにとってシーズン・プレビューのための“スーパーマーケット”のようなものと表現していたが、この豪華なイベントに700名をこえるメディアが集まった。

イングランドのフットボール・ライターズ・アソシエーション(フットボール記者協会)主催の、シーズン終了後にロンドンで行なわれるプレーヤー・オブ・ザ・イヤーの授賞式以外に、このような華やかなイベントは記憶にない。これらのイベントには選手や監督が大勢参加するが、公式行事というよりはむしろ、ディナーテーブルを囲んで談笑したり、リラックスする非公式なものだ。

もちろん、イングランドと日本では事情が異なる。
サッカーが生活の一部でメディアが常に注目しているイングランドでは、このようなシーズン前の盛大なイベントは必要ない。施設がどんなに貧弱だろうが、メディア対応がどんなに無愛想でも、そして時として監督や選手がどんなに取材に対して非協力的であっても、メディアは群がってくるのだ。
一方、Jリーグはサッカーを確立させるために、歴史と伝統溢れる野球や相撲に夢中になるメディアを勧誘し、しっかり捕まえる必要がある。そういう点において、Jリーグは非常にうまくやってきたと言える。33チームのカラフルなブースでは豊富な情報が提供され、金曜日は大盛況だった。

カンファレンスのメインテーマは、2010年までに年間総入場者数を1100万人にするという目標を掲げた 「イレブンミリオン・プロジェクト」。昨年の数字は880万人。目標を達成するには毎シーズン7%の観客増が必要となる。今年の目標は、J1、J2、ナビスコカップ、そして3チームが出場するアジアチャンピオンズリーグの各ホームゲームを併せて950万人。おそらくそれは達成できるだろう。
日本のスポーツ界において、Jリーグは着実に地位を築いてきた。だが、将来Jリーグがこの華やかな「スーパーマーケット」を閉店することは私には想像できない。

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