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リズムが掴めないフロンターレの“ファブ・4”

2008/03/24(月)

2008年3月21日:リーグ開幕から3試合(ナビスコ杯も含む)。現時点でフロンターレの“ファブ・4”がいまだにゴールを挙げていないなんて、誰が予想していただろうか。
ジュニーニョ、鄭大世、我那覇和樹、そしてフッキの4人が揃ってノーゴール。これまでのフロンターレの2ゴールはMF森(ヴェルディ戦)と大橋(ヴィッセル戦)によるものだ。ところで、大橋のゴールは素晴らしかった。惜しむべきはその時点でチームは0−4だったということだ。

そして木曜の午後、寒さと雨、そして強風で荒れ模様の等々力スタジアムでジェフ千葉と対戦したフロンターレは、千葉DFにノーゴールに抑えられ、そしてカウンターで2ゴールを失うという散々な試合だった。
興味深いのは、フロンターレの関塚監督がチーム名を“カミカゼ・フロンターレ”とでも変えた方がハマるような総攻撃体制のスリートップを早々に諦めてしまったらしいことだ。千葉戦では本来の3−5−2に戻し、我那覇とジュニーニョをトップに、鄭大世をベンチに置いた。そしてフッキは故障。
フロンターレに詳しいある人物は、フッキの故障は精神的なもので、ゴールが挙げられず、かつてヴェルディでキングとして君臨したのが嘘のように自信を喪失していると言う。
本当なのだろうか? 超人ハルクが凡人ハルクになってしまったのというのだろうか?

アジアチャンピオンズリーグの出場もなく、確立された基盤の上に爆発力のある攻撃陣が揃った今年のフロンターレは強い。私はそう思っていた。もちろん、30試合以上のリーグ戦を残し、ナビスコカップの予選グループ戦では千葉を逆転可能な5試合を残している。まだまだ挽回は可能だ。
とはいえ、ジェフ戦ではスピードとインサイドのパワーゲームで相手をねじ伏せるようないつものフロンターレではなかった。
我那覇はまったくペースが上がらず、交代出場した鄭大世はボスナーのタックルにしてやられ、さらには後半から出場した19歳、米倉には憲剛不在のフロンターレMF相手に自由にカウンター攻撃を組み立てられていた。

この米倉はおもしろい選手だ。
チームを去った“五井ギャラクティコ”羽生と同じ背番号(22)、同じ出身校、同じポジション(攻撃型MF)。ただ、体型だけが違う。羽生がワンマン駅伝チームのように走り回ってポジションを取るのに対し、米倉はピッチ上重要なエリアで体を張ってポジションを取る。
一方、フロンターレの最大の見せ場は、大橋の強風を利用して内側に曲げたコーナーキックでGK立石を爪先立ちにさせたことぐらいだろうか。

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