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タイ代表監督の興味深い指摘

2008/02/07(木)

2008年2月6日:日本のサッカー・ファン、とりわけ横浜F・マリノスのファンにとって興味深い話題を紹介しよう。
山瀬功治と中村俊輔では、どちらが良い選手なのだろう? タイ代表のチャンビット・パラシービン監督の答えには揺るぎがない。彼は山瀬の方が上だと考えている。月曜日の午後、西が丘サッカー場での練習後に少数のメディアから取材を受けたとき、このマリノスのゲーム・メーカーは日本のトップ・プレーヤーの1人だと述べた。

最も注目している日本人選手は誰かという質問には、チャンビット監督はチームのバックボーンである中澤佑二、鈴木啓太、高原直泰の名前を挙げ、さらに「ただし、先日の試合で2ゴールを記録した選手も大好きだ」と付け加えた。
山瀬ですね、とメディアが指摘すると、「そう、山瀬だ」と監督。「私は、彼の方が中村より良い選手だと思う。若くて、まだ伸びしろがある」

それは憲剛と俊輔、どちらの中村ですか?
「スコットランドにいる方だね」とチャンビット監督は明言した。
面白い…。それに、山瀬にとっては自信になる発言である。岡田武史監督はどう考えているのだろう、と私は思った。その答えは、まもなく分かる。一連のワールドカップ予選が進行し、中村(憲剛ではなく俊輔の方)がセルティックで本来のゲーム勘を取り戻すようになれば――。

チャンビット監督は自チームの選手についても面白い指摘をした。タイ代表の多くがJリーグでプレーすることを夢見ているという。そのため選手たちは日本戦にやる気をみなぎらせており、タイ代表の才能豊かな選手がJリーグのスカウトの目にとまればいいのだが、と。
上品な発想だし、タイの選手がJリーグにスパイスを添える可能性について考えるのも楽しいものだが、どうやら期待は薄い。私自身は、クラブの選手獲得ポリシーがもっと多様になればよいと思っている。しかし、タイの選手にできて、日本人の選手にできないことというと…一体なんだろう?

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