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水野は俊輔2世ではない

2008/01/14(月)

2008年1月11日:さて、水野晃樹は“中村俊輔2世”なのだろうか? ここ数年間ジェフでプレーする彼を私は見てきたが、そのテの比較をしたことがなかった。だが、スコットランドのメディアは今、セルティック繋がりで彼をそう紹介しているのだ。私には、水野と中村が日本人であるということ以外、何ら共通点を見出すことができない。

そういえば数年前、イングランドの新聞社が「西澤明訓が日本で中田英寿と同じくらい人気のある選手というのは本当なのか」と尋ねてきた。ボルトンの夕刊紙からの電話だったが、私が、西澤は中田英寿や中田浩二ほどの人気はないと答えると彼らは非常にがっかりしていた。

水野はもちろん俊輔と同じ日本人ではあるが、“中村俊輔2世”とは程遠い。水野晃樹は根本的に右ウィングで、持ち前のスピードでマーカーを振り切りクロスを上げるタイプの選手。時には自身で中へ切れ込み、左足でも、右でもシュートを放つ。さらには中央でもプレーでき、トップ下で動き回って中央でディフェンダーの間を走りぬける。

つまり、水野は“中村俊輔2世”などではない。まったく違う選手だ。しかし、チームに貢献できる力は十分に持っている。セルティックのゴードン・ストラカン監督が典型的な日本人プレーヤーを探しているというのなら、水野はスピードはないものの時間とスペースさえあれば最高のパサー。セットプレーのスペシャリストである俊輔よりもはるかに日本人らしいプレーヤーだ。
スティーブ・ペリマン氏が日本にいた頃、彼は「中村は左足で豆の缶詰を開けることもできる」と私に語った。まぁ仮にそれが事実だとしても、私は足で開けた缶詰など味見したくないけどね…。

もしこの移籍が成立したら、水野のペースと中村のパスのコンビネーションはかなりうまくいくのではないだろうか。とは言え、ジェフファンにとってはさらに嬉しくないニュースである。

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