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ガンバの新星・寺田

2007/12/13(木)

2007年12月12日:土曜日にフクダ電子アリーナにやって来た熱心なファンをもてなしたのは、面白い試合と、強豪チームの主力選手へと急速に成長しつつある選手がまたも見せた素晴らしい個人技だった。その試合は天皇杯5回戦のガンバ大阪対大分トリニータ戦。選手はガンバ大阪の寺田紳一。今シーズン、寺田については以前にも書いたが、将来にはさらに多くとりあげることになるだろう。

活気に溢れ、知性的な攻撃型MFの寺田はまだ22歳。名門ガンバ大阪ユース出身の選手だ。この日は先制点を左足で、2点目のシュートを右足で決めただけでなく、中盤からタイミングよく前線に駆け上がり、自信と想像力を90分にわたって見せつけ、ガンバの3−1の勝利に貢献した。

最初のゴールはペナルティ・エリアの端から左足を一閃して決めたもので、その巧妙さと正確さが皆を驚かせた。また、2つめは右足でカーブをかけたボールをファーサイドに決める、小野伸二がよくやる類のシュート。あのような絶好のポジションをとったときからそうするのを決めていたのは明らかで、その証拠に寺田は自らのスペースを作り出し、ボールをファーポストにふわりと浮かすための角度をとっていたのである。試合の実況なら、「見事なゴール」あるいは「華麗なゴール」と表現するべきプレーで、いずれの表現もあの「小野タッチ」の技量に相応するものだった。

3,285人という観客数の少なさは驚くには値しなかったが、天皇杯への関心が弱まっていることは、はっきり分かった。とはいえ、千葉県の蘇我でガンバ大阪対大分トリニータ戦とはね。いまどき、こんな無意味なことがあるとは――。長いシーズンを戦ってきた両チーム、両チームのファン、あるいは地元のチームであるジェフユナイテッドのゲームを望む千葉の人々にとって、何の意味があるというのだろう? まったくもって、おめでたい。

天皇杯は今年で87回目。華やかさを保ちながら、過ぎ去りし日々の高貴な方針を守ろうとする努力はわかるが、JFA(日本サッカー協会)がこの大会の時期とフォーマットを大幅に変更しなければならないのは明白だ。しかし、この話題はまた別の機会に…。

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