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新潟でひときわ輝く千葉

2007/10/08(月)

10月5日:2〜3週間前のある夜、大宮でワシントンに出くわし少しばかり話しをした。
彼に日本人DFの中で誰が一番やりにくいかと尋ねると、まず中澤、そして岩政の名を挙げた。しかし今なら、アルビレックス新潟の千葉和彦も彼のリストに入ってくるかもしれない。

埼玉スタジアムで行なわれた第27節のレッズ対アルビレックス戦で、千葉はとても良いプレーをしていた。まだ22歳の彼はワシントンのマンマークを、しかもワシントンのホームグラウンドで任された。日曜の午後に請け負う役割としては、決して嬉しいものではない。
しかし千葉は、目を見張るような活躍で見事にその役目を果たした。ワシントンがその試合でゴールを挙げられなかったのは、千葉の溢れる闘志と途切れることのない集中力によるものだ。

水本のように個性あふれるプレーヤーで、たとえ相手がリーグ屈指のブラジル人ストライカーでも一歩も引かない。また、伊野波のように年齢以上に熟成し、冷静なプレーで周囲の選手たちを引っ張る。さらには阿部のように、バックスでもセントラルMFとして素晴らしいプレーをする。シーズン開幕当初、私は実際に駒場での大宮戦で見ている。

要するに千葉は、オランダでの経験もさることながら、生まれながらにしてサッカー選手なのだ。いまは2006年5月のアルビレックスでのデビュー以来、Jリーグの選手としての自身を確立している最中。身長183cm、体重74kgと恵まれた体格、2本の素晴らしい足、スマートな頭脳を持ち、そしてさらにサッカーに取り組む態度も良い。相手DFを抜いてボールを運ぶ能力を見せたかと思えば、果敢にパーフェクトなタイミングでワシントンをブロックしていた。
オシム・ジャパンは、多用性と適応性を重視する。千葉がオシム監督のプランに入ってくる可能性は、十分ある。

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