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成長を続ける反町ジャパン

2007/09/18(火)

9月14日:水曜日に行なわれたカタール戦(オリンピック予選)は、日本代表にとって大きな一勝となった。68分に退場者を1人出しながら、スピードがあり屈強、がむしゃらに攻めてくる相手に対して素晴らしい勝利だった。
オリンピック予選が始まった頃の日本代表には、私は正直なところ、北京へ行けるかどうか自信がもてなかった。しかし、彼らは間違いなく良くなってきているし、よりダイナミックに、チームもまとまり、プロらしくなってきている。そしてアウェーでの2試合を控えた今、彼らは3試合を戦い勝点7でグループC首位と好位置につけている。

しかし、ここにきて反町監督は、再び修正を加えなければならなくなった。次戦、本田拓也は出場停止だし、梶山はケガをしてしまった。中盤の要の2人が出られない。さて、反町監督はどうするのだろう?
最初の一手は、シンプルだ。本田の代わりに青山敏弘を中盤のキーマンとして使う。青山は水曜日の試合では、56分から梶山に代わって途中出場し、攻め込んでくるカタールのFWにタックルしてボールを奪うなど、日本の1−0の勝利に大きく貢献した。
そして、反町監督はアウェーでの2試合に向け強固な基盤を作るために、伊野波を中盤の中央に持ってくるのではなかろうか。出場停止の本田はカタール戦後に戻ってくるが、彼なら新しい4バックスの左サイドに容易にフィットできるはずだ。

カタール戦後半の伊野波は、まるで台風の目の中にいるようだった。そして、慣れない左バックとして、過酷な状況架でよく頑張っていた。攻撃的な家永でさえディフェンスのヘルプで動きまわっていたし、反町監督はチームの左サイド強化のために、安田を伊野波の前方に投入するのではないかと思っていた。
ところが彼は、水野を引っ込め家永を右サイドにスイッチさせた。この試合終盤の彼のプレーは非常に素晴らしく、ボールをキープし、カウンターの拠点となっていた。一切のくだらない茶番を断ち、チームが彼を必要としている時に堅く確実なプレーを見せてくれた。まさに、この日の家永のプレーは今まで私が見た中で最高のものだった。

一方、中盤強化のためにもう一人、小林が投入された。だが、なぜ彼は顔を覆ってピッチを転げまわってばかりいたのだろう。終盤に入り、わずか1点のリードを守るにはすぐに起き上がりチームを助けなければならないはずだ。それとも彼は、自分のためにゲームが中断されるとでも思ったのだろうか。
もちろんゲームは止まるはずもなく、小林は立ち上がりバツが悪そうに駆け戻ってくるしかなかった。これはとても悪い傾向。監督は選手達に止めさせなければならない。特に、退場者を出しチームがすでに10人になっている時には――。

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