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なでしこジャパンに課せられた高い目標

2007/09/10(月)

9月7日:ブラジルを2−1で下し、ワールドカップに弾みをつけて臨める機会などそうそうあるものではない。しかし、9月11日火曜日に上海でイングランドとFIFA女子ワールドカップの初戦を戦う “なでしこジャパン”は、その好機を得た。
キリンビールのバックアップを受け、国立競技場でカナダ、ジェフのホームスタジアムであるフクダ電子アリーナでブラジルと、なでしこジャパンはワールドカップに向けた良いウォーミングアップをすることができた。

私は2試合とも観に行ったのだが、残念なことに、観客はまばら。木曜夜の国立は2,000人にも満たず、好天に恵まれた日曜午後のフクアリでさえようやく4,000人を超えた程度だった。
とはいえ、スタジアムに訪れたファンの熱狂ぶりは素晴らしく、女子サッカー日本代表の周囲には良い雰囲気が漂っている。

日本サッカー協会(JFA)も女子サッカーの発展に費用を惜しまず、日本の女子サッカー界は現在とても恵まれた環境にある。
JFAの川淵三郎会長はキリンチャレンジカップのプログラムで、「すべての日本代表チームの中で、“なでしこジャパン”だけが世界レベルに達しつつある。“なでしこジャパン”の躍進は間違いなく他の日本代表チームに大きな影響を与えてくるだろう」と述べている。
2007年ワールドカップと2008年北京オリンピックの目標は準決勝進出、そして長期的には2015年までに世界のトップ5(現在は世界第10位)を目指すという、キャプテンからの心強いメッセージだ。
そうはいっても、川淵氏とJFAが掲げる今回のワールドカップ、そして来年のオリンピックの目標は高い。仮に彼女たちが目標を達成できなかったとしても、それを失敗と位置づけないでもらいたいと思う。

初戦の相手イングランドについて、どのくらい強いのかと数人が尋ねてきたが、私は正直なところさっぱりわからない。
もちろん女子サッカーは好きだが、イングランドが今どうなっているかを追いかけているわけではないのだ。エミール・へスキー以外に、誰がイングランド代表にいるかさえ知らない。
幸運なことに、先日、埃にまみれた書類の中からポケットサイズのサッカー年鑑、“Playfair Foorball Annual 2004-2005”を見つけた。
その年鑑の“その他”のカテゴリーの中に“女子サッカー”の章があった。実際には章などというものでなく、329ページの下半分、イングランドFAアカデミー、U−17リーグの記事の下という程度だ。

2004年の女子リーグはアーセナルがチャールトンに1ポイント差をつけ優勝。QPR(クィーンズ・パーク・レンジャース)のホームグラウンド、ロフタスロードで行なわれたカップ戦も、アーセナルが3−0でチャールトンを破った。
「観客1万2,000人以上、フリーティングがレディーガンナーズの全得点をマーク!」
見出し記者(ヘッドラインライター)にとっては、願ったり叶ったりの試合というところだろうか。

女子サッカーの人気は世界レベルで上昇しており、日本もそれについていこうとしている。
来週の中国では、是非がんばってもらいたい。グループAの日本は、イングランド、アルゼンチン、そしてドイツと対戦する。とても楽しみだ。他の多くの人にも、そうであって欲しいものだ。

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