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五輪代表はシンプルなプレーを

2007/08/23(木)

8月21日:北京オリンピックの最終予選がまもなく始まろうとしている。私は、日本の選択肢は1つしかないと思っている。ひたすら、シンプルにプレーするのだ。
日本の特長は、右に水野、左に本田がいる両サイドと、センターフォワードの平山の空中戦の強さにある。私が今も平山に全幅の信頼をおいているわけではないことは読者の皆さんもご存知だろうし、彼がJ1で通用する実力があるかどうかも定かではない。しかしこの年代のグループでは、確実に空中戦で強さを発揮できるだろう。

このような直接的なスタイルでのプレーは、オシムが代表チームでやろうとしていることとは異なるが、ベトナム、サウジアラビアそしてカタールが揃ったグループで日本が首位になるには、これが最も確率の高い方法であると確信している。
最優先すべきは両サイドにボールを集め、ペナルティ・エリアにいる平山にクロスを送り、相手守備を壊滅させること。原始的な方法かもしれない。読まれやすい方法かもしれない。しかし、実際的な方法でもあるのだ。

日本代表にこれだけはやって欲しくないと思っているのは、パスを回しすぎて、危険なエリアでボールを奪われたり、シュートチャンスをいたずらに無駄にすることだ。今回のオリンピック代表は、結果は出しているものの、過去のゲームでこのような過ちを犯してきている。
これでは平山が活きないし、反町監督は明らかに、「アテネ・オリンピックの代表だったこの男が攻撃陣の中心」と決めているようだ。それゆえに、より洗練され、機動性と技術に優れるボビー・カレン(カレン・ロバート)を代表から外したのである。

日本代表のディフェンスは悪くないと思う。しかし、中盤の中央の人材が足りないようだ。このエリアを支配するほどの選手がいないのは確かだが、相手を両サイドに拡散させることで、中盤に平山へのボール供給ラインを確立することはできる。そこらは、もう1人のストライカーと攻撃的MFの仕事。平山をサポートし、混乱状態のペナルティ・エリア内にいち早く駆けつけなければならない。

最初に言ったように、格好良くはないが、それが日本にとって最も確実な方法だと思う。 何度もポジション変更をするような複雑なパス回しに平山を参加させても意味がない。彼を中央に居座らせ、オフサイドだけには気をつけろと言い含め、そのうえで、フォーメーションに応じてウィングあるいはフルバックから平山にボールを合わせるようにするのが得策である。
日本にはこのグループを勝ち抜ける力があると信じているが、そのためには、自分たちの強みを徹底的に、臆せずに発揮する必要があるだろう。

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