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もう1つ、オシムに求めること

2007/08/09(木)

JFA(日本サッカー協会)の川淵三郎会長が、オシムに関する議論で良い点を突いている。監督はPKを見守るべきで、ピッチの外に引き揚げるべきではない、と語ったのだ。
この件については、私は川口キャプテンではなく、川淵氏に同意せざるを得ない。サッカールー(オーストラリア代表)とのPK戦の前から、これまでのジェフでの行動を見て、オシムは必ず控え室に引き揚げるとわかってはいたが、韓国戦のクライマックスを見ようともしないのにはさすがに驚いた。

オーストラリア戦後、オシムは「日本代表の試合中に心臓発作で死にたくない」と語っていたが、韓国戦で私が思ったのは、「彼は退屈で死にたくないんだろうな」ということだけだった。
PK戦を最後まで見守ろう。そうオシムが考えを改めるタイミングがあったならば、あのときがまさにそのとき。結局のところ、俊輔が助走でシューズのひもを踏んで転び、頭からボールにぶつかって、そのヘディング・シュートが韓国のキーパーに捕られでもしない限り、あるいは遠藤がいきなりペナルティエリアからクロスを上げようとでもしない限り、事態はそれ以上悪くなりようがなかったのである。
日本がPK戦で敗れため、現在のオシムは、チームにとってのジンクス云々という言い訳はできなくなっている。だから、次回は(当然、2010年の南アフリカでも)、どうか選手たちに付き添ってやって欲しい。

オシムがピッチを去る光景以外で面白かったのは、彼がチームの円陣に加わっている姿だ。羽生2人分、ひょっとしたら3人分くらいあるオシムが、連帯感を掻き立てる、このどちらかと言うと感傷的な行動に加わっている姿は、どう見ても居心地よさそうには見えなかった。

ここで不屈の姿勢で知られるアルフ・ラムジーが、1966年のワールドカップ決勝のイングランド対西ドイツ戦が延長戦に突入する前に行なった、チャーチル風の演説を紹介しよう。
ラムジーは選手たちに、「諸君、もう相手は参っている。さあ、トドメを刺して来い」と告げた(実際に「諸君」なんて言葉を使ったのかどうかは定かではないが、そのほうがラムジーらしい)。

ところで、チームが円陣を組んだときの日本の選手とスタッフの数を数えた人はいるだろうか? 数百人もいたよね! みんな、何をしている人たちなのだろう? エージェント? ヘアドレッサー? ネイルアーティスト?
まあ、JFAにはこれら取り巻きがみんな必要なのだろうな。

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