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中田とMLSの強力タッグ

2007/06/25(月)

6月22日:引退から約1年、何も言わないが中田英寿が再び注目を浴びている。
木曜日に東京の海外特派員クラブで開かれた昼食会で、日本代表のイビチャ・オシム監督は、もし中田が現役に復帰するなら代表チームの扉は開いていると語った。
さて、中田の復帰はあるのだろうか?

1994年、ジャカルタでのU−19アジアユースに日本代表として出場して以来、私は彼を見続けてきた。中田の現役復帰、あり得ない話ではないと思う。
事実、ベッカムのギャラクシー移籍の記事を目にする度に、米国メジャーリーグサッカーは中田の自身の再発見にはパーフェクトではないだろうかと考えていた。中田は、アジアのベッカムだ。中田の米国での現役復帰は、米国サッカー界に大きな刺激を与える。ベッカム同様、誰にとってもその効果は大きい。

中田はまだ30歳。もう3〜4年、少なくとも2010年ワールドカップまではプレーできる。MLSでの現役復帰は十分可能だろう。
先日行なわれたフィーゴ主催のチャリティ・マッチのハイライトを見たが、長髪になった中田は、ベルマーレ平塚にいた若かりし頃を髣髴とさせた。
引退はあまりにも早すぎたし、あのようなサッカー環境に身を置いてみて、一度は失ったサッカーに対する興味が再燃したかもしれない。ひょっとすると遠征ばかりの日々に飽き、自身のルーツが欲しかっただけなのかもしれない。

成長しつつあるリーグと有名人としての生活を楽しむなら、米国をおいて他にはないだろう。米国の若者・大衆文化は中田にとって魅力的なはず。なんと言っても、あの巨大なマーケットは彼の経歴にさらにハクをつけるには十分だ。
例えばそう。東京、ニューヨーク、パリ、ロンドン、ローマ、ミラノ…といった世界の都市にレストランチェーンを展開するとか――。メニュー、装飾品、家具、衣類をはじめとするさまざまな“ナカタ”ブランドの商品が世界中に溢れるのだ。
これこそ、彼の運命だ!

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