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JリーグとJFAが解決すべき五輪問題

2007/04/23(月)

4月21日発:週の半ばに、オリンピック日本代表チームは水野と本田のゴールで2点を挙げシリアを破った。
しかし、ジェフ千葉や名古屋グランパスエイトの監督は、これについてどう感じているのだろう。

駒場スタジアムで行なわれた名古屋対大宮戦後、私はセフ・フェルフォーセン監督と話をした。
エキサイティングでチームにとっても重要な左サイドプレーヤーである本田は、もちろんこの試合には出場できなかった。オリンピック予選のためU−22代表としてダマスカスに行っていたからだ。
オリンピック予選のために本田をチームから出さねばならないことについてどう考えているかを尋ねると、フェルフォーセン監督からは、オランダ人らしい率直な答えが返ってきた。

第一声は、「あり得ないね!」。
「まったくフェアじゃない。どのチームにとっても、それは間違っている」彼はそうつづけた。
私も、彼の意見に賛成だ。
水野と水本を欠き、神戸に負けたアマル・オシム監督も同意見だろう。
この2人を欠くことはオシム監督にとって、グランパスが駒場で本田を欠く以上に大きい。
国際試合がある一方で、監督の座を賭けた試合もほぼ毎試合という今日、オリンピック代表のためにチームの有能な若手選手を失わなければならないのは、あり得ないことだ。
おそらく日本は、他のどの国よりもオリンピックサッカーに重きを置いている。
しかしやはり、このようにスケジュールが重複することは避けるべきだろう。

決して、オリンピック代表に選手を送ることに反対なわけではないと、フェルフォーセン監督は強調した。
彼をイラつかせているのは、Jリーグはナビスコカップにベストメンバーを出すよう要請しているにもかかわらず、チームは選手をJFAのために送りださなければならず、リーグ戦を欠場するしかないということだ。
「1時間くれたら、私がシーズンスケジュールを作るよ」。
こんなスケジュールは、プロリーグにはあってはならない。そう言ったフェルフォーセン監督の意見だ。
まったくもって彼は正しい。

J1の試合を戦うチームが選手を失うなんて、まるでばかげている。
先週土曜日にレッズと対戦したレイソルも然り。
JFAとJリーグに振り回され、トップスコアラーの菅沼と李を欠いたレイソルは、リーグの首位争いをしているチームとは違うチームだ。
なるべく早い時期に、首脳陣がこの問題を解決してくれることを願いたい。
代表チームのためにリーグ優勝をかけて戦っているチームが選手を失う。そんなことはあってはならない。

フェルフォーセン監督とコーチ、そして私たちが話して出したこの問題の解決策は、こうだ。
シーズンにはスケジュールを変更する余裕があるのだから、選手を送り出すチームに、試合延期申し立ての権利を与えてはどうだろう。

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