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予想ゲームは続く

2007/02/19(月)

来月のペルー戦に、イビチャ・オシム監督がヨーロッパ組を数名招集すると決めたとしたら、その顔ぶれを想像するのは実に楽しいものとなるだろう。
メディアでは、俊輔はもちろん、松井、高原、中田浩二、そしてアレックスなど数人の名前が取り沙汰されている。

個人的には、チームの半数をヨーロッパから呼び寄せ、昨年の後半を費やし築いたチームの土台をぶち壊すようなことをするはずはないと思っている。
さらに、現在招集している選手たちをテストしているこの段階で、新たに4人も5人も加える必要があるのだろうか?
オシム監督が数人の選手について招集しない理由として挙げているのとはまったく異なるが、今回は中村と松井の2人で落ち着くような気がする。
高原を候補に挙げる方も多いだろうが、私は今ひとつ感心しない。オシム監督のお気に入りは巻と我那覇で、3人目の候補として高松がいる。さらに播戸と佐藤もいるし、新人の矢野を加えなかったとしても、その組合せはいくらでも考えられるのだ。

高原が所属するフランクフルトは、金曜夜にシュツットガルトに0−4と大敗したが、最新の集計によれば、高原の今季通算ゴール数は7。確かにゴール率は悪くない。
しかし、オシム監督に「高原が必要」と思わせるのには十分な数字だろうか?
確かかどうかは分からないが、オシム監督は一過性よりも継続性を好むタイプの監督だ。そう、(あらためてテストするまでもなく)高原にはこれまでにチャンスがあったのだ。

アレックス? もちろん彼はオシム監督のアジアカップのプランに入っているだろう。しかし現時点では、浦和からザルツブルグへ移籍したばかりの彼をオーストリアへ残し、少しでも日常生活やトレーニングに慣れるよう専念させたいところだろう。新しい環境に移ったばかりの彼には、波風は必要ない。
アレックスのことはオシム監督も知り尽くしているし、代表候補にはレッズでアレックスの代役を務めたこともある相馬、さらには頑強な駒野もいる。オシム監督もこの2人で納得するだろう。

こうしている間にも、推測や憶測は飛び交う。
もしもヨーロッパ組からの招集があるのなら、俊輔と松井が本命。そして高原が穴といったところだろうか。

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