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横浜が、変わる

2007/01/22(月)

1月20日・東京発:久保竜彦を獲得した横浜FCと、鈴木隆行を獲得した横浜F・マリノス。さて、どちらが得をしたのだろう?
私は以前から鈴木のファン。さらに久保の健康状態にはいまだ不安が残る。やはり現時点ではマリノスだろうか。
もちろん、健康状態さえ万全なら久保はJリーグの中でも特筆すべき選手だ。
パワフルな左足でシュートするのか、はたまたパスを出しペナルティエリアに侵入し、彼の後を追ってきたディフェンダーを踏みつけ、高さのあるヘディングを合わせるべくクロスを待つのか。彼はその予測不可能なプレーでマークマンを翻弄する。
それが久保の魅力なのだ。

30歳にしていまだ荒削り。マークしにくく、ディフェンダーが久保の動きを読むのはさらに難しい。
しかし、それも彼が健康であればこそだ。横浜FCはもちろん、環境が変わり、新たにJ1に昇格したチームを引っ張っていくことで彼の運が変わることを望んでいる。
そしてもちろんゴールも…。

マリノスで久保の後釜を務めるのが、レッドスター・ベオグラードから日本に戻って来た鈴木隆行だ。
例えば2003年、25試合で16得点を挙げた全盛期の久保と違い、鈴木は決してスコアラーではなかった。
1シーズンで鈴木が挙げた得点の最高記録は、ヨーロッパへ移籍する前の2001年、26試合で6ゴールだ。しかし、彼のプレーはそのゴールの数では語れない。
鈴木はずば抜けたチームプレーヤー。
チームメートのためにスペースを作ろうと激しい当たりも厭わない、溌剌としたチームリーダーなのだ。

かつて私は、鈴木と大久保のペアは日本代表にとって素晴らしいFW陣となるのではと思ったが、ドイツ・ワールドカップ前に2人はジーコ監督のレーダーから消え、二度と23人の代表枠を争うことはなかった。
鈴木もまた30歳、そして全盛期は過ぎた。しかし、彼はマリノスの攻撃の核となり、ディフェンダーを振り回すことだろう。
ペナルティエリア内でフリーキックを得るのも上手いし、そんな彼に山瀬も満足することだろう。

久保も鈴木も、新チームに豊富な経験とリーダーシップをもたらし、チームの成功の大きな鍵を握ることになるだろう。
マリノスの場合、成功とは再びタイトル争いに加わること。
一方、横浜FCはそこまで高望みはしていない。久保はチームを盛り上げるためにゴールが必要になるだろう。

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