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フィーゴ獲得はお金のムダ

2007/01/08(月)

1月6日発:「なんて無駄金を使ったんだ!」
イングランドでサッカー観戦に行くと、スタンドでよく耳にするフレーズだ。
これは対戦相手のクラブが高額で獲得した選手がヘマをやらかした時、たとえば絶好のチャンスにシュートを外してしまったような時に使う。
しかし、今回私がこの苦言を呈したいのは、インテルからルイス・フィーゴの獲得を検討しているサウジアラビアのアルイテハドに対してだ。

先週、彼の移籍はほぼ確定的と見られていた。
しかしここにきて、インテル側は6月に契約が切れるまでフィーゴの移籍はないと否定している。
報道によると、契約は1月から6月までの6ヶ月で800万ドル(約9億6千万円)ということだ。
新聞紙上やテレビの報道では移籍金についての言及はなかったものの、フィーゴがインテルの支配下にある以上、当然アルイテハドは何がしかの移籍金を支払わなくてはならない。
7月にならなければ、フィーゴは自由契約にはならないのだ。

いずれにせよ、わずか6ヶ月で800万ドルなんていうのは、私に言わせればまったくの無駄だ。
おそらくこの金額には税金は含まれていないだろうし、得をするのはフィーゴだけということになる。

最近のコラムで、私はJリーグにもビッグネームが必要だと書いた。
たとえば、ベッカム、ロナウド、そしてロベルト・カルロスのような選手が必要だ、と…。
ただし、それはあくまで6ヶ月なんて短期間ではなく、そしてもっと妥当な金額でだ。

フィーゴはどうかって?
おそらく彼は日本では苦労するだろう。
日本の試合展開は彼には速すぎるだろうし、なによりもサッカー人生の終焉間近の彼自身、新しい環境の中で一からスタートしようとするモチベーションは持ち合わせていないだろう。
いったん代表チームから引退し、そして復帰して出場したドイツワールドカップでは、常に疲れているように見えた。
日本の蒸し暑い7月、8月は厳しいだろう。

フィーゴのアルイテハド移籍は、実現するかもしれない。しかし、フィーゴに支払われる金額を見たインテルとしては、当然それに見合った移籍金を要求することだろう。
なぜかって?
それは彼らの当然の権利だからだ。
もちろん、この契約についてフィーゴが自分自身を責めることはできない。
しかし、アルイテハドがこの契約で支払った額に見合った結果を得ることは難しいだろう。
本当にまったくの無駄だ!

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