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コンサドーレが期待する三浦監督の手腕

2007/01/11(木)

指揮するチームが大宮アルディージャからコンサドーレ札幌に変わる来シーズンは、三浦俊也にとって未知の経験となるだろう。
言うまでもなく、大宮は兄貴分である浦和の巨大な赤い影に覆われながら、埼玉の第2のチームとして存続している。
しかし札幌では、コンサドーレは北海道の誇り。Jリーグの注目の的なのだ。

2004年に大宮をJ1に昇格させ、2005年、2006年を通してトップリーグでの地位を維持させてきた三浦監督が、2007年には自チームにも同じことを起こしてくれることを、コンサドーレのサポーターは期待するだろう。
結局のところ、J2のチームを昇格させることと、すでに確固たる地位を築いているチームをJ1で指揮することはかなり違い、コンサドーレが三浦監督を起用した理由もそこにある。
昨シーズン、コンサドーレのJ2最終成績は13チーム中4位。全48試合を消化した時点で、自動昇格圏にあるチームとは16の勝点差があった。コンサドーレがこの差を埋めるにはかなりの底上げが必要で、三浦は例によって詳細な目標を設定するのだろう。

個人的には、三浦監督は大宮で、とくに2005年のJ1初年度にはなかなかの仕事をしたと思っている。
トップリーグでの2シーズン目は昇格直後のシーズンよりはるかに難しい、とは三浦監督がつねに言っていることだが、昨シーズンの大宮も、外国人選手の質が充分でなかったため、はからずもその通りとなってしまった。
昨年の今頃、小林大悟と土屋征夫に代表されるような、才能のある日本人選手を何人か獲得したが、チームには体格面とフィジカル面での強さが欠けていた。また、ホームスタジアムがなかったことも見過ごしてはならない。
これは大宮にとって大きな痛手であり、今シーズンも改装された大宮公園を利用できるのは10月になってからである。

ロバート・ファーベーク新監督を迎えた大宮の目下の優先事項は、より堅実にプレーし、危険なエリアでの個人の不注意なミス――年を食ってきたトニーニョがしょっちゅうやっていた類のもの――をなくすことにある。
大宮ではファーベークがチームを次のステップに発展させてくれるのを期待するだろうが、コンサドーレでは三浦監督のコーチ術と経験を生かし、チームをかつていた場所、つまりJ1に戻すことを目指すだろう。
総体的に見れば、札幌のファンはチームへの忠誠心と情熱ではJリーグでも最高の部類に入るのだから、北海道のこのチームが昇格すれば、2008年のJ1はさらに楽しいものとなるだろう。
私が今から楽しみにしているのは、2008年の開幕戦、大宮公園でのアルディージャとコンサドーレの対戦。舞台はもちろん、J2ではなく、J1だ!

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