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バレーがレッズに…Jストーブリーグ噂話

2006/12/11(月)

12月9日発:誰が残り、誰が去り、そしてまた誰がやってくるのだろう?
日本のサッカーにとって面白い季節がやってきた。クラブが選手や監督を解雇し、そして来季のチームを強くしてくれる(あるいはそれほど助けにはならないかもしれない)選手を探す時期が来たのだ。

鹿島は積極的に動いており、パウロ・アウトゥオリ監督、ベテランの名良橋、本田、そしてブラジル人のフェルナンドとアレックス・ミレイロがチームを去る。監督とジャーンが去るFC東京も、積極的だ。
ちなみに2〜3年前、私は、ジャーンは来日外国人選手の中で最も優れた選手で、若手の見本になるだろうと思ったものだ。彼はリスクもなく、闘争心あふれるセンターハーフ、そして毎週90分間をフルで戦えるからだ。

大宮アルディージャでは、ベテランのブラジル人選手、トニーニョが(12月2日に)Jリーグ最後の試合を戦った。また、天皇杯後には三浦俊也監督がチームを去り、おそらくコンサドーレ札幌の監督となる。
これは、これから話すことと共に、私が先日聞いた噂である。
#ヴァンフォーレ甲府のブラジル人ストライカー、バレーが浦和レッズに移籍
#大宮は三浦監督の後任としてピム・ファーベックの弟を起用

先にも述べたが、これらはあくまで噂。実現するかどうかわからない。
イギリスのジャーナリズムではこういう事を“凧を飛ばす”と言う。
どうしてかって?
ある凧は空高く舞うが、しかしその一方、地面に落ちる凧もあるからだ。

バレーの獲得はレッズにとってまたとない補強。来季のアジアチャンピオンズリーグに向けた、クラブの意欲を示すことになる。間違いなく、レッズはバレー獲りに動く。
そして、“アジア版のUEFAチャンピオンズリーグ”を真剣に勝ちにいくレッズを、日本中が応援することだろう。
ワシントン、ポンテ、山田、達也、そして永井がいるとはいえ、ミッドウィークの試合、そしておそらくオーストラリアでも、レッズはとにかく攻撃力が必要となる。

先ごろ、私はさいたまスタジアムでバレーのプレーを見た。
彼は非常に好調で、大柄なわりにスピードがあり、ボールを持たせると危険な選手だ。
まっすぐでそしてポジティブ、さらにこぼれ球をネットに押し込むのに最適なタイミングで最適なポジションにいるのだ。
バレーがレッズに移籍したなら、チームの戦力を落とすことなくワシントンにかかる負担を軽減できる。
そして、守備を薄くしても攻撃しなくてはならない時には、ポンテを後ろに控えさせ、彼ら二人にトップを張らせることもできるのだ。

レッズファンにとって、来年はアジアにも彼らの“ブランド”が広がりとてもエキサイティングな一年になることだろう。
もちろん三菱は、市場開拓のためにアウェーゲームでも十分にプロモーション活動を行なうだろう。
バレーがレッズに(ガンバも彼に触手を伸ばしている)移り、そしてピム・ファーベック元大宮監督の弟が大宮の監督になる。
現時点では、これらはまだ噂の段階だ。
我々としては、どの凧が空高く舞い上がりどの凧が地面に激突するか、これは待って見るしかないだろう。

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