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サッカーはシンプルに!

2006/12/07(木)

シーズンが終わろうとしているときには、議論の余地のない事実がいくつか明らかになる。
たとえば、浦和レッズが日本で最高のチームだということ。34試合を戦ったあとの順位表は、嘘をつかない。また、ワシントンとマグノ・アウベスが、それぞれ26ゴールを挙げ、得点王に輝いた。

しかし、他のランキングについては、正直言って、私はあまり注目してはいない。たとえば、アシスト王。それから、先日あるサッカー雑誌で読んだ「ゴースト(goast)」ランキングと「ゴールキーパーの防御率」。
ゴーストに防御率? サッカーの話なのか、野球の話なのか? とくに、この2つはどうしたものか。
アシスト・ランキングについては、悪いけど、私はこれを統計とはみなしていない。この数字は、アシストした選手ではなく、ゴールを挙げた選手に左右されるから、実態を反映したものとは言えないからだ。

たとえば、中盤の選手がドリブルで5人を抜き去り、ストライカーに素晴らしいパスを出して、ストライカーがシュートを外した場合。ゴールが生まれなかったのだから、アシストも記録されない。
その一方、ある選手がチームメートに短い横パスを渡し、そのチームメートがゴール前30メートルの位置からゴール上隅に強烈なシュートを叩き込むこともある。ゴールは賞賛されるべきだが、その得点者に55メートルのパスを送った人間にもアシストが記録される。

だから、私はアシスト・ランキングを不公平だと考えているのだ。アシスト・ランキングに反映されるのは得点で、選手のクリエイティブな才能ではない。アシスト・ランキングの上位にいる選手に才能がないと言っているのではない。もちろん、彼らは才能に恵また選手だが、ランキング自体は、アシストする選手ではなく、ゴールを決める選手によって決められるのだ。

「ゴースト」ランキングは、ゴールとアシストをプラスとしたもので、それゆえに「ゴースト」と呼ばれている。まったく、よく考えるものだ! このランキングは、以前にアイスホッケーで見たことがあるが、サッカーにはないものだった。英国人の感覚で言えば、アシスト・ランキングと同じように、このランキングもとても北米的な発想である。
ついでに書いておくと、ゴースト・ランキングのトップは、ともに31ポイントを挙げたジュニーニョとワシントン(フロンターレの選手は20ゴール・11アシスト、大柄のブラジル選手は26ゴール・5アシスト)だった。

さらに、ゴールキーパーの防御率というものもある。これは、1試合あたりにキーパーが許した平均ゴール数だ。面白いものだが、あまりにもアメリカ的で私の趣味ではない!
ああ、サッカーはもっとシンプルなものだったのに。「浦和レッズ3−2ガンバ大阪」といったようなものが、私にとって唯一知る必要のあるデータなのである!

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