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ACLではフロンターレにも注目を

2006/12/28(木)

浦和レッズばかりが注目されるのは、現時点では至極当然のことである。
初めてリーグ・チャンピオンの栄誉を獲得したし、天皇杯でも勝ち進んでいる。また、ギド・ブッフバルトはまもなくシュツットガルト(ドイツ)に帰ってしまうし、闘莉王はJリーグのMVPに輝いた…。
しかし、川崎フロンターレにも注目して欲しい。
勇猛果敢な戦いぶりでレッズに次ぐ2位となったフロンターレも、来年のアジアチャンピオンズリーズに日本の代表として出場する――しかも、グループリーグを勝ち抜き、ベスト8に進出する可能性が高い。

組合せ抽選の結果、レッズがグループEでシドニーFC(オーストラリア)上海申花(中国)そしてペルシク・ケディリ(インドネシア)と同組になったのに対して、フロンターレはグループFでバンコク・ユニバーシティ(タイ)アレマ・マラン(インドネシア)全南ドラゴンズ(韓国)と対戦する。
大会の規定はタフなもので、準々決勝に進出できるのは各グループの1位チームだけ。したがって、とりこぼしは許されない。

しかしながら、フロンターレにグループリーグを勝ち抜ける力があるのも確かだ。フロンターレは、J1の他のどのチームとも似ていない、独自のプレースタイルを持っており、私はアジアチャンピオンズリーグでもこのスタイルを維持して欲しいと思っている。
フロンターレには、チームのバックボーンを形成する大柄な選手が何人かおり、さらに前後左右に展開するスピードと中村憲剛を中心とする細緻な中盤がある。フィジカル的に劣るチームとの対戦――たとえば、大宮アルディージャ戦――では情け容赦なく攻め立て、相手を屈服させるのだ。

来シーズンのチャンピオンズリーグでも、とくに韓国のチームを相手にして同じような戦いぶりを見せれば、その動き回るスタイルは相手にとって脅威になるかもしれない。フロンターレが全南とのホーム戦、そしてアウェー戦でもエンジンを全開にして戦うのを見るのが楽しみである。グループ1位は、この両チームで争うのが確実だ。
アウェーでの条件や環境の違いに苦しむこともあるかもしれないが、それでもフロンターレならバンコク・ユニバーシティとアレマ・マランを一蹴できるはずである。

1つ、確かなことがある。レッズとフロンターレはともに、来年のアジアチャンピオンズリーグに全力で挑むだろう。なんといっても、この大会の先には、FIFAクラブワールドカップという、おいしいご褒美が待ち受けているのだから。

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