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ドイツの初戦勝利を祝うボン

2006/06/12(月)

ボン発(6月9日):私がこの記事を書いているインターネットカフェの外の騒ぎ。皆さんにも伝わるだろうか?
クレイジー!
熱狂!
2006年ワールドカップの幕が完璧な形で切って落とされた。

車がクラクションを鳴らし、窓からドイツの国旗をはためかせて通り過ぎていく。
家族はレストランやカフェでドイツ対コスタリカ戦のテレビ観戦を終え、夕日を浴びながら家路へ。子供たちは顔を赤、黄、黒にペイントしている。
若い男女のグループが巨大な旗を振りながら歩き、車の流れを止めている。
とは言っても、誰もがハッピーなわけではない。パトカーはけたたましいサイレンを鳴らしながら酔っ払いのスピード違反車を追いかけていく。
歓喜の列はケネディブリッジを越え、日本代表が宿泊しているボンのヒルトンホテルまでつづいている。日本代表の選手たちも、2006年ワールドカップに来ている実感を味わっていることだろう。

金曜日の今日、私は日本ではなくイングランドのトレーニングを見に、フランクフルトへ来た。ここに来て非常に好調と言われるイングランドチームを、一度見ておきたかったのだ。そしてそれはとても満足できるものだった。
フランクフルトからボンへ帰る途中、ブラックフォレストから来たというドイツ人のグループに誘われ、列車のバーで冷たいビールを飲みスタジアムで火照った体を潤した。
ドイツのリードが2−1、3−1と広がり、そして4−2…フランクフルトからボンへ向かう列車の乗客たちは試合の様子を追いながら、タイムアップ時にはすっかり盛り上がっていた。
ビールで体も潤い、ボンについた私はこの保守的な町の興奮ぶりに驚いた。

サッカーほど国を一つにするスポーツは他にない。ワールドカップで開催国のチームが期待通りの活躍をしている時のように、愛国心を高揚させるものは、戦争だけだという記事をつい最近読んだ。
そう。ワールドカップマジックの始まりだ。
そしていま、イングランドと日本はそれぞれのスタートを待っている。

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