« 中田に直接決めて欲しかった | トップページ | やっと親善試合が終わった! »

FIFAは馬鹿げたシャツプリングをなくす努力を!

2006/06/05(月)

東京発(6月2日):FIFA(国際サッカー連盟)は毎回、ワールドカップで遅まきながら近代サッカーの悪しき流行を取り締まろうとしている。
過去には背後からのタックル(この危険な行為はいまだに行なわれている。ドイツのシュバインシュタイガーが加地に対して犯したファウルは記憶に新しい)とシミュレーション。ダイビングにも注文をつけている(しかし、これもまたドイツのオドンコールがあからさまなファウルでイエローをもらい、この行為がまだはびこっている事を明らかにした)。
この先数週間、ドイツでレフリー達は何に目を光らせるだろうか?
個人的には、答えはハッキリしている。それはシャツを引っ張る行為(シャツプリング)だ。

新聞や雑誌上で、相手選手のユニフォームを引っ張っている選手の写真を見たことがある人は非常に多いはず…。
例えば先日のドイツ戦。柳沢をマークしていたボロフスキが彼のシャツを引き裂き、アツシの“6パック”腹筋(ビールや缶チューハイの6本パックを想像してもらえば私が“6パック”と表現したのを分かってもらえるんじゃないかな)があらわになった。
実際、それはまるで二人が打ち合わせていたかのようだった――ボロフスキが柳沢のシャツをわざと破き、テレビカメラがこの看板男の胸板を映し出す。そしてそれを見ている日本のフィットネスクラブやトレーニングジムのオーナー達が彼をCMキャラクターに起用しようと申込みが殺到する。そしてボロブスキーには巨額の契約金の一部が入る…。
いやいや、これは少々こじつけが過ぎた。しかし誰かがヤナギにオファーを出す可能性がないとも言えない。

とはいえ、これは深刻な問題だ。
“純粋”なファールと違い、意図的で計画的。ダイビングのように芸術の域にまで達しつつある。
レフリーの目前でわからないように相手選手のシャツを掴むなんて、できるのだろうか?現実にそれは日常的に行なわれ、その結果、選手達はレフリーの注意を引き、ファウルをもらうためにグラウンドに大げさに倒れるのだ。
シャツプリングは巧妙でずる賢い。シャツを引っ張った選手は何事もなかったようにそのままプレーを続ける。それじゃあ、やったもの勝ち? それとも、やられた選手がイエローやフリーキックをもらうために立ち止まったり、倒れたりして伸びたシャツをレフリーに見せたら良い?

FIFAには、ワールドカップでこの問題に真剣に対処してもらいたい。明らかに意図的なシャツプリングにはイエローカード、そして2度目にはレッドカードを出すべきだ。
オフィシャルがこのシャツプリングに対して真剣だと示さない限り、こうした行為はなくならないのだ。

固定リンク | | コメント (0)

コメント

この記事へのコメントは終了しました。