アジア年間MVPは誰に?
2005年アジア年間最優秀選手を選ぶとしたら、あなたは誰を選びますか?
どうしてこんなことを聞くのかと言うと、今年もまたこの時期になったからだ。クリスマスと同じで、年々早くやって来るような気がする。
中田英寿? いや、彼が良かったのは後半の半年間だけだ。
中村俊輔? コンフェデレーションでの活躍、そしてセルティックサポーターも彼を気に入っている。しかし俊輔ファンの皆さん、残念ながら彼でもない。
元PSVで現在はトットナムに所属し、2002年ワールドカップ(W杯)で頭角を現して以来、進化を遂げている李榮杓(イ・ヨンピョ)だろうか? 彼はエキサイティングな左サイドプレーヤーだ。しかし、彼がMVP? いや私はそうは思わない。
なぜ私がこの3名を挙げたかと言うと、金曜日にアジアサッカー連盟(AFC)が発表した10名の候補者リストに彼らが入っているからだ。リストにはサウジアラビアから3名(なぜ?)イラン、日本、そして韓国から各2名、そしてウズベキスタンから1名が名前を連ねている。
投票権を持つのは、AFCの執行委員と加入45ヶ国の代表チームの監督、そしてAFCのパートナーであるワールドスポーツグループである。
投票者は3名の選手を選ぶ。1位の選手には5ポイント、2位の選手には3点、そして3位の選手には1ポイントが与えられ、10選手のうち最もポイントの多い選手がMVPとして11月30日に表彰される。
私なら誰にするかって?
そうだなぁ…単に、所属チーム、いやアジアチャンピオンズリーグだけでなく、母国以外のリーグで活躍している選手であるべきだと思う。
自身の名前、国、そしてアジアを世界に知らしめた、誰か。
以前の中田のように、より高いレベルでプレーできることを証明し、アジアのサッカーを知らしめた、誰か。
そう、まさに朴智星(パク・チソン)のような。
彼は2002年W杯で準決勝に出場し、その後PSVのメンバーとして欧州チャンピオンズリーグ準決勝に出場(2005年)、そして現在はマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)でプレーしている。
京都パープルサンガでプレーしていたこともある彼こそ、2005年の年間MVPにふさわしいのではないだろうか。
彼にはその資格が十分ある。受賞してもらいたいものだ。
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