前進あるのみ!チームを牽引する宮本
ドイツワールドカップまで残り1年を切った。さらにチームを強化するために、今後何をしていく必要があるのだろうか?
バンコクでの北朝鮮戦勝利の後、“キャプテン・ツネ”が語った最も重要なことの1つは、ヨーロッパや南米のチームとの対戦をもっと増やすということだった。
コンフェデレーションカップでは、日本はFIFA(国際サッカー連盟)の6つの連盟のうち3つ、北中米カリブ海地区(メキシコ)、ヨーロッパ(ギリシャ)そして南米(ブラジル)のチームと戦うチャンスがあった。
メキシコ戦が残念な結果に終わった後、日本は大きく、フィジカルの強いギリシャにうまく対応し、そしてブラジルを本気にさせた。
そう、日本はそのどちらのスタイルにも対応できることを見せつけたのである。ジーコの次の課題は、中央に基盤を見つけることだ。
それはつまり、ディフェンスに強くフィジカルな選手たち、そしてまたスピードがあり創造的な攻撃力を持つ選手を揃えること。
ジーコ自身がドイツで語ったところによると、現在のところそれはバランスと組織力の問題で、うまく機能するコンビネーションを探っているところだという。
日本の特徴はもちろんスピード、動き、そしてテクニックだが、世界の最高レベルで成功するためには、これだけでは不十分である。
彼らに必要なものは、ピッチ上で1対1を制することができるフィジカルの強さ、そしてペナルティエリアで相手と戦える空中戦での強さだ。
UEFA(欧州サッカー連盟)のテクニカルディレクター、アンディ・ロクスブルグ氏はFIFAの公式サイトで、攻撃を焦らず、必要とあらばテンポを変えることを学ぶべきだと語っている。
あらゆる面でこの数ヶ月はやることがたくさんある。
南米やヨーロッパのチームとアウェーで戦うことは、日本が独自の特別なスタイルを確立させるのに役立つはずだし、それはジーコにとっても、選手を選択するうえでプラスになるはずだ。
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