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北朝鮮戦はシンガポールで

2005/04/14(木)

今朝聴いていたラジオによると、日本対北朝鮮が6月8日に平壌(ピョンヤン)で開催されることはなさそうである。
もっともだと思う。私は、日本のファンがこの試合に遠征するのは非常に危険だと感じていた。選手も然りだ。
特に日本が勝った場合、警備関係者にとって大きな問題が発生するかもしれないし、彼らがトラブルを防ぐためにどれだけの働きをしてくれるのかも分からない。

先日、テレビのニュースを見ていたら、こんなことが脳裏をよぎった。テレビには、1万人以上の中国人が様々な問題を理由として反日デモを行なっている光景が映し出されていた。
警官は、ずらりと並んだ中国の群衆が日本大使館に石やビンを投げるのを見ているだけ。
そのうち私は、お祭りの催し物のように、大使館の窓に物を当てた人には警官が景品を進呈するのではないかと考えるようになっていた。
明らかに、警官は群衆を制止しようとはしていなかった。デモ参加者の怒りが自分たちの政府に向けられると困るからだ。うん、なるほどね。

同じことが平壌でも起るかもしれない。だから、試合会場を変えるというのはもっともな考えである。
では、どこに?
う〜ん、ソウルではあまりにも政治的すぎるし、残念ながら香港も今のところそうかもしれない。私自身は、後者が最高の場所だと思っているけれど…。
香港には、日本人がたくさん暮らしているし、日本から試合を観に行く人も多いだろう。また、素晴らしい香港スタジアムには4万人の収容能力があるし、それにかつての英国植民地はサッカーが大好きなのである。

私は8年ものあいだ香港に住み、いまも定期的にかの地を訪れているが、中田英寿や稲本潤一はもちろん、松田直樹などのレプリカ・ユニフォームを着ている中国人の若者をよく見かける。
しかし、反日感情はたぶん香港でも燃え盛っているだろう。1997年の返還以来、大陸との繋がりがずっと深くなっているからだ。

北朝鮮対日本戦が中立地で戦われるようになるのであれば、シンガポールか、アジアサッカー連盟の本部があるマレーシアのクアラルンプールがいいかもしれない。平壌の無人のスタジアムでやるより、その方が良いだろう。無人のスタジアムでも、管理上の問題はまだまだ山積されている。
いずれにしても、今後数日間でこの問題がどのように進展するか、興味津々だ。しかし、警備および輸送という観点から、シンガポールでの北朝鮮対日本というのが私にはとても魅力的で、安全のように思える。
「弾丸ツアー」はまだ企画されていないのかなあ?

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