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ヴィッセル再生に加わるアツ

2005/01/10(月)

三浦淳宏にとって新たなシーズン、そして新たなチームである。
2005年、アツが東京ヴェルディ1969を去りヴィッセル神戸に移籍するというニュースを私は興味深く読んだ。
驚いたかって?
いや、実はそれほどの驚きではなかった。アルディレス監督率いるヴェルディにとって、アツはもう主力選手ではなくなってきていたからだ。
人気も経験もある選手を探していたヴィッセルにとって、この俊足のウィングバックはまさに願ったり叶ったりだろう。

そのキャリアのほとんどを左サイドバックとしてプレーしてきた彼だが、元日本代表の相馬直樹と同じく、もともとは右利きだ。トルシエ監督指揮下の日本代表チームで1度プレーしたことがある、右サイドでプレーできないはずがない。
力強いシュート、そしてコーナーキック並みに効果的なロングスローを持つアツが前線に上がると危険だ。

数シーズン前、私は当時京都パープルサンガの監督を務めていたゲルト・エンゲルスと長時間に渡って話す機会があった。
色々話す中で、海外でプレーする日本人選手についても話題になった。エンゲルスは、三浦淳宏は海外で必ずや成功するであろう日本人選手の一人だと語った。
もちろん、エンゲルスは横浜フリューゲルズで共に過ごしたアツをよく知っており、2人の間にお互いに対する尊敬と友情が生まれるのは当然のことだ。
しかしアツはヨーロッパでプレーする機会には巡り合えなかった。エンゲルスは、アツの身体とその能力はヨーロッパの高いレベルでも充分通用すると感じていた。

2005年のサッカー界はワールドカップ予選に始まり、そして終わる。アツは左サイドのアレックスの交代要員として代表チームにその座を確保するためにも、レギュラーとしてトップチームでプレーする必要がある。
となると、ヴェルディとアツ、双方にとってヴィッセルへの移籍は意味を成してくる。
ヴェルディは、おそらく平均額以上だったアツの年俸を節約でき、アツは再生を願うヴィッセルにおいて彼自身のコンディションをキープすることができるのだ。

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