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女心とアジアチャンピオンズリーグ

2004/12/09(木)

AFCチャンピオンズリーグ(アジアCL)がUEFAチャンピオンズリーグと並び称されるようになるのは、まだまだ先のことだろう。
しかし、アジアのサッカー関係者たちの努力は続いている。
木曜日の夜、クアラルンプール郊外に新しく建てられた立派な本部で、アジアサッカー連盟(AFC)は2005年のアジアCLの抽選会を行なった。
アジアCLはアジアのトップクラブが集う大会で、日本のクラブは過去2回、あまり良い成績を収めていない。
UEFAチャンピオンズリーグがヨーロッパ・チャンピオンズカップあるいは単にヨーロッパカップと呼ばれていたのと同じように、アジアCLもかつては「アジアクラブ選手権」と呼ばれていた。
今年の大会を振り返り、AFCの事務総長ピーター・ベラパン氏は聴衆を前に次のように語った。
「アジアCLは、アジアを代表するものとなるでしょう。」
「今年の大会では88試合が行なわれ、およそ60万の人々が試合をスタジアムで観戦したほか、数百万人がテレビで視聴しました。」

ベラパン氏は、合計264のゴールが記録された、と語った後、こう付け加えた。「決勝の2試合では9つのゴールが挙げられました。」
決勝の第1戦は、ジェッダの西にある港湾都市で行なわれ、韓国の城南一和天馬がサウジアラビアのアルイテハドを3−1で破ったが、韓国での第2戦ではアルイテハドが5−0で勝利し、2戦合計6−3として優勝をさらった。
ベラパン氏の話は続く。
「今回の歴史的な試合により、私たちは、サッカーはまるで女性のようなものだと、またも痛感いたしました。つまり、予測が不可能だということです!」

AFCでは、この重要なクラブ選手権の人気をさらに高めようと懸命に取り組んでいるが、私も、日本の全サッカーファンに、来シーズンはできる限りスタジアムで試合を観戦して欲しいと呼びかけたい。
他の国の選手を見て、技術や体力のレベルをチェックし、戦術やフォーメーションを分析するのを、私はいつも楽しみにしている。素質のある選手を何人も発見して驚くのだが、これらの選手がトップレベルのリーグに進出することはない。ヨーロッパのリッチなリーグへの選手供給地としては、アジアは南米やアフリカより下に見られているからだ。

ジュビロ磐田は来年、グループEで中国チャンピオンの深○健力宝(*)、韓国・Kリーグのチャンピン(未定)、そしてベトナムのホアンアインと戦う。東アジアのライバルである中国と韓国のチャンピオン・チームと戦うわけだから、天皇杯優勝チームにとっても厳しいグループである。
もう1つの日本チームは横浜F・マリノスか浦和レッズのどちらか(J1年間優勝クラブ)だが、こちらはグループFで、タイのBECテロ・サーサナ、そして中国とインドネシアのカップ戦優勝チーム(ともに未定)と戦う。
このグループなら、マリノスでも、レッズでも、簡単に突破して、準々決勝に進出できるだろう。

日本は、代表チームが2000年のレバノンならびに今年の中国のアジアカップで連覇を達成したものの、アジアCLでは不振が続いている。
できることなら、来年は日本のクラブが真剣にトライし、優勝して欲しいものだ。

*文中「○」は土へんに川

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