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稲本に与えられた新たな希望

2004/09/06(月)

稲本潤一の将来が不確実なものに見えていたまさにその時、ウェストブロムウィッチ・アルビオンが彼にプレミアリーグでもう一度プレーするチャンスを与えた。
対イングランド戦での負傷、そして2年のレンタル契約終了に伴うフルハムからの放出と、イナは彼の将来についてとても不安だったことだろう。
しかし、彼のフルハムでの頑張りはウェストブロムを感心させるに充分であり、移籍申請期間(8月31日)の終了直前での契約となった。
彼が出場を果たすまで移籍金20万ポンドは支払われず、さらには2005年1月1日までに出場が果たせなかった場合は一銭も支払われないのだが、イナには楽観できる理由がいくつもある。
今回の移籍はレンタルではなく完全移籍で、期間は2年半。1年間の契約延長オプションがついている。
これこそイナが最も必要としていたものであろうと私は思う。

アーセナル、次いでフルハムへレンタル移籍したイナ。彼は自身の将来のため、何とか雇い主を感心させようと毎試合戦っているように見えた。
しかしウェストブロムに合流し、契約が進んでいくにつれて、彼はようやく“チームの一員”になれたと感じるだろう。またこのことは彼に自信を与え、ここまで毎試合彼が背負ってきたプレッシャーを取り払ってくれることだろう。

ウェストブロムの今シーズンの出だしは良いと言えない。しかし現役時代稲本とよく似たタイプのMFだったガリー・メグソン監督は今夏何人かの良い戦力を補強した。
ミドルスブラからMFジョナサン・グリーニング、アーセナルからはナイジェリア代表FWのカヌ、カーディフからはウェールズのストライカー、ロビー・アーンショウをクラブ史上最高額の300万ポンドで獲得。そしてさらにアトレティコ・マドリードからレンタル移籍でルーマニア代表の右サイドバック、コスミン・コントラを獲得した。

ウェストブロムはノーリッジ、クリスタルパレスと並んで昇格したが、ワールドサッカーマガジンの記事によれば、この3チームの中でウィストブロムはコカコーラ・チャンピオンシップと改名された1部リーグへの再降格をまぬがれ、プレミアリーグに残留を果たすだろうという。イナは故障回復への意欲も高まるだろうし、イングランドでの存在感も感じることだろう。
3シーズンのレンタル期間を経て、彼のこれまでの頑張りが報われる時が来たのだ。

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