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“99年ワールドユース組”から脱皮する播戸

2004/09/27(月)

1999年、ナイジェリアで開催されたワールドユースに出場した日本ユース代表を振り返ってみるのはいつも興味深く、時には驚きさえある。
日本ユース代表は決勝へ進出し、スペインに敗れた。そのメンバーのうち何人かはその後、日本代表としてプレーしている。
加地亮、中田浩二、遠藤保仁、小笠原満男、本山雅史、高原直泰、そして永井雄一郎がそうである(小野伸二は1998年フランスワールドカップ、対ジャマイカ戦ですでにA代表の試合に出場していた)。
フィリップ・トルシエ監督指揮下のU−20チームのもう1人が、今季ヴィッセル神戸で活躍している播戸竜ニである。

現在25歳の播戸は今シーズン19試合に出場して12ゴールを挙げている。これはガンバの大黒将志に次いで、日本人選手得点ランキングの2位である。
彼の直近のゴールは木曜日、国立霞ヶ丘競技場で行なわれ、2−2の引き分けに終わった対横浜F・マリノス戦で挙げたヘッドでのゴールである。
彼には2点目を決めるチャンスもあったのだが、彼のPKは左へ飛んだ榎本達也に阻まれてしまった。
後半に入り2枚のレッドカードで栗原と久保を退場で失い、9人となったマリノス相手の引き分けだったが、ヴィッセルは勝点を獲得できたことにまずは満足したようだ。

試合後、ヴィッセルのイワン・ハシェック監督は「シーズン当初、彼は交代要員だった。しかし今や彼は日本でも屈指のプレーヤーだ」と播戸を褒めちぎった。
「彼は勝利への執念を持っており、ゴールを狙うことに対する自信は毎試合、毎トレーニングのたびに大きくなってきている。」
ジーコ監督に代表メンバーとして選出されても良いのでは?との質問には、次のように答えた。
「私は日本代表監督ではない。もちろん彼にはヴィッセルに残ってもらいたいと思っている。」
そしてハシェック監督は、播戸は日本でもトップクラスのスコアラーであり、この調子でいけばもっと成長できると付け加えた。
「最近では多くの人が彼のプレーをほめている。しかし過大評価は日本人選手に間違いを犯させることもある。彼は今の姿勢を変えるべきではない。常にシンプルでいなければね。」
このまま得点を重ねていけば、播戸は次に日本代表メンバーとなる99年ワールドユースチームメンバーになるだろう。

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