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ゴールの感触を掴んだFW陣

2004/08/02(月)

そう、こうでなくては!
金曜日の東京・国立霞ヶ丘競技場、ここ5試合勝利から遠ざかり、3試合無得点だった日本五輪代表チームが息を吹き返し、ベネズエラA代表を4−0で粉砕した。
日本代表には8月12日のオリンピック初戦、対パラグアイ戦に向けて自信を取り戻すためにも良いプレーと得点が必要だった。
そしてチームはまさに望みとおりの結果を出した。さらに、挙げた4得点は全てフォワード陣によるものであり、また、後半のプレーには爽快感さえ感じるほどで、山本昌邦監督にとってはこの上もない嬉しい結果であった。

アテネで高原がフォワード陣を引っ張るというプランが崩れた後、平山相太や高松大樹にこの大役を委ねることは、山本監督にとって大きな賭けに違いないと私は思った。
高原が健在であれば、この2人のうちどちらかはチーム選考から漏れていたであろうだけに、山本監督は彼らがアテネで信頼に応えてくれる事を願っていただろう。

前半、平山の低いシュートがポストの内側に当たりゴール外へ出てしまったのはアンラッキーだったが、その数分後の、相手GKに止められたヘッドは決めるべきだった。
59分、力強いヘッドでネットを揺らした彼の表情からは安堵の気持ちがうかがえるようだった。何と言っても、五輪代表チームデビュー戦となった今年2月8日のイラン戦(さいたまスタジアム)以来のゴールだ。
松井からの巧妙なパスを右足で受け足取りを乱すことなく左へ切れ込んで放った大久保のゴールはまさに絶品であった。また、後半途中に投入され、高松のダイビングヘッドをお膳立てし、自らも切れの良いシュートで4点目を挙げた田中は日本の新境地を開拓した。
また、日本が頑強で活発なベネズエラチームを0点に抑えた事も重要なことである。

ファンもまた素晴らしく、熱烈な壮行会をなった。
来週ドイツでのキャンプから小野がチームに合流するが、山本監督は1週間前と比べてずっと気が楽になったことだろう。
ただし、パラグアイ、イタリア、ガーナはさらにタフで経験も積んでいる。金曜日の勝利にいつまでも酔ってはいられない。
予選グループを勝ち抜くためにも、日本は金曜の試合のようなペース、激しさで試合に臨み、チャンスをものにすることだ。

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