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稲本:移籍か残留か?

2004/05/17(月)

現在の稲本潤一の状況には、皆さんも同情せざるを得ないことだろう。
彼はフルハムに残るのだろうか、それとも去るのだろうか?

6月末にガンバ大阪からのレンタル契約が切れる彼の将来は、ここ数ヶ月非常に不確かなものであった。
フルハムは、彼の完全移籍のためにガンバが要求するような額の移籍金は払うつもりはない。しかし、チームの一員として有能である事を証明してみせた彼をキープしたいとは考えている。
果たしてガンバはフルハムにチームが支払えるような額で稲本との契約を許すだろうか?
ここは稲本のために、何とかガンバがリーズナブルな移籍金で合意してくれる事を願おう。たとえその額が2年前にガンバが同意した400万ドルに満たなくてもだ。
あれ以来状況はかなり変化してきているのだ。

稲本はアーセナルでむなしい1年を過ごした。しかし2002年のワールドカップではベルギー戦、ロシア戦で得点を挙げ日本をベスト16に導いた。
彼は一躍、時の人。アーセナルでの経験にも関わらずロンドンに残りたかった彼にとって、フルハムへの移籍は申し分のないものだった。
フルハムでの1シーズンを終えても、チームは彼の能力に今ひとつ確かなものを掴めず、そこでガンバに2年目のレンタルを申し入れた。

2002年から移籍市場の事情は変化しており、なかでもフルハムは、仮のホームスタジアム、ロフタスロードにプレミアリーグの中でも最少の観客しか呼ぶことができない。
ある週にはフルハムの稲本は移籍先を探していると聞かされ、その次の週にはチームへの完全移籍もありえると伝えられる。
イナには本当に同情に禁じえない。

こういう状況の中、試合に集中することは非常に難しいに違いない。
ピッチに出れば、ボールにタッチする度に自分の価値を証明しようと非常なプレッシャーを味わっているに違いない。
願わくば、ガンバとフルハムが合意に達し、イナが、そう、例えば3年契約を結べないものだろうか。
100万ポンド、もしくは160万ドルの契約ぐらいが双方にとって妥当ではないだろうか。
国際経験豊富で、正直かつ素晴らしいプロフェッショナル プレーヤー。また、チームのために喜んで学び、プレーする稲本のため、そのくらいの額はフルハムだって惜しくはないはずだ。
またガンバも、イナには日本に戻る気がない事を受け止めなければならない。したがってそのくらいの額が帳尻をあわせるのに丁度良いのだ。
このゴタゴタが解決した時、我々はまた、イナのベストプレーを見ることができるだろう。

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