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ブラッターは本気!?

2004/05/02(日)

あるドイツ人スポーツジャーナリストがかつて、セップ・ブラッターFIFA会長は毎日50もの新しいアイデアを考え、そしてそのうち51はろくなものでないと言っていた。
先日ブラッター氏が引き分けを廃止すべきだと言っているという記事を読んだ時、私はその言葉をふと思い出した。
全ての競技には勝者と敗者が必要であり、なぜサッカーがそれと異ならなければならないのだとブラッター氏はコメントしていた。
90分を経過した時点でスコアが同点の場合、PK戦で決着をつけるべきであるとFIFA会長は付け加えた。
皆さんはどう思われますか?
いかなる競技においても、勝者と敗者は必要だと思われますか?

そのブラッター氏の新しいアイデアを読んだ時、私は正直驚いてしまった。何故なら、私は引き分けもサッカーには必要不可欠であると思っていたからである。
Jリーグでも数シーズンに渡り、延長サドンデス方式とPKによって試合を決着させ、引き分けを許していなかった時期があった。
最初にPKが廃止され、つづいて延長戦が廃止された。現在Jリーグは世界の主流派同様、90分で引き分けた場合、両者に勝ち点1を与えている。

個人的には引き分けだって勝利と等しくエキサイティングであり、そして重要だと思う。
93年のドーハでの日本対イラク戦、2−2の引き分けはドラマティックで特筆すべき結果ではなかっただろうか?
国内に目を向けてみても、昨シーズン終わりの浦和レッズ対鹿島アントラーズ戦、2−2の引き分けは重要な結果だったのではないだろうか?
そしてまた、ジュビロ磐田はその同じ日の対横浜M戦を、どれだけ1−1の引き分けのまま終わることを願っていただろうか?
引き分けで終えていれば、ジュビロは第2ステージを制覇していた。しかし久保のヘッドがそれを打ち砕いた。

カップ戦ではどうしても勝者が必要になる。だから延長戦を行い、ゴールデンゴール、シルバーゴール、そしてPKで決着をつける。しかし、FIFAはゴールデンゴール、シルバーゴールを廃止し、30分の延長戦を行い、それでも決着のつかない場合はPK戦を行うことになる。
ブラッター氏の案が真剣でないことを祈ろう。さもなければ、ますます守備重視でPK戦を狙ったプレーがサッカー界にはびこるようになってしまう。

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