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エムボマを巡り不安を抱えるヴェルディ

2004/02/09(月)

東京ヴェルディ1969のオジー・アルディレス監督が、チームのスター、パトリック・エムボマに対して不安を抱くのは無理もない。
エムボマは昨シーズン終了後、軽い膝の故障を治すべく手術を受けることになっていた。
すなわち、3月のJリーグシーズン開幕に間に合わせるために、アフリカ選手権を欠場するはずであった。
しかし、カメルーン大統領がエムボマの“Indomitable Lions(不屈のライオン)”への参加を強く希望したため、手術を延期しチュニジアへ向かった。
グループCで、エムボマは対ジンバブエ戦のハットトリックを含む4得点を挙げ、カメルーンは現在準々決勝を争っており、ナイジェリアと戦うことになる。
そのため、アルディレス監督は複雑な心境にある。
エムボマが彼の母国のために得点を挙げることは、エムボマにとってもアルディレス監督にとっても嬉しいことだ。
しかし一方、アルディレス監督はエムボマの膝の故障が悪化してほしくはない。

「カメルーンが敗退すれば彼はすぐ手術する事になる。しかし本音を言わせてもらうと心配です」アルディレス監督は今週、読売ランドのヴェルディ本社でそう語った。
「彼がシーズン開幕を迎えられるかどうか微妙です。しかも彼は我々にとって重要なのです」
アフリカ選手権の決勝は2月14日である。そしてエムボマは手術後、回復するのに5〜6週間必要だと言っている。
ということは、もしライオンたちが決勝まで進むことになれば、エムボマが3月13日のシーズン開幕に間に合う可能性は低い。

ヴェルディとしてはエムボマが天皇杯直後に手術を受け、アフリカ選手権を欠場することを望んでいた。
しかし母国のためにプレーするということは、エムボマにとってあまりにも重大だった。 2001年のFIFAコンフェデレーションズカップで、同じくカメルーン代表として同じ新潟のホテルに宿泊した事によって選手間に特別な絆が生まれたようだ。彼らはまるで一つの大きな家族のようであり、だからこそ昨年フランスでのマルク・ビビアン・フォエの悲劇的な死は受け入れ難かったのではないか。

それはさておき、元ヴェルディのMFラモンがジェフ市原に入団するかもしれないと耳にした。イビチャ・オシム監督は中盤でボールをキープでき、攻撃の起点となれるベテランが必要だと言う。
元ヴェルディとマリノスのストライカー、マルキーニョスが、京都へレンタル移籍した崔龍洙に代わってジェフへ来るという話もある。
すべては1週間程度ではっきりするだろう。

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