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不可解だった、ジーコの新フォーメーション

2004/02/05(木)

 火曜日の午後から夕方にかけてカシマスタジアムで行われた日本代表の練習は、とても寒かったのはともかく、見ていてとても興味深いものであった。
 私は、ジーコが3−5−2のシステムを続けるだろうと確信していた。12月の東アジアサッカー選手権で日本代表がこのシステムを採用し、うまく機能していたからである。

 しかし、そうではなかった。監督はまた4バックに戻したのである。
 それだけではない。ジーコのフォーメーションは4−1−3−2になっており、山田(ヴェルディの山田ではなく、レッズのほう)、坪井、宮本、三都主、4人のディフェンダーの前にいる守備的ミッドフィールダーは遠藤1人だけであった。
 遠藤の前では、3人の攻撃的ミッドフィールダーがのべつまくなしにポジション・チェンジしながら、ピッチを縦横に駆け回っていた。この3人は、藤田と小笠原、本山であった。
 2人のストライカーは、先の東アジアサッカー選手権の韓国戦で退場処分を受けた大久保がマレーシア戦に出場できないため、久保と黒部のコンビであった。

 ジーコのフォーメーションは多くの人を驚かせたが、2月18日に埼玉で行われるワールドカップ予選のオマーン戦にヨーロッパ組が帰ってきたときのことを想定しているようにも見えた。
 オマーン戦までに、ジーコには、今回のマレーシア戦と2月12日(木曜日)のイラク戦という、2つの調整試合がある。
 日本の選手にもっとも適しており、チーム・バランスも良くなると私が思う、3−5−2 のシステムをジーコが放棄しようとしているのは明白である。
 マレーシアとイラクは、日本代表が楽勝しなければならない相手である。とりわけマレーシアにとっては、熱帯の自国とは違い、熱気も湿気もない世界が出現する、2月の夜の茨城海岸は厳しいものになるだろう。

 しかし、私には、日本がより強く、より野心に満ちたチームと対戦するときのことが心配でならない。山田と三都主は後ろに下っているより前に上がるのが持ち味であるのに、守備的ミッドフィールダー1人で大丈夫なのか?
 自由に動き回っても良い選手が3人いるようだが、それでは多すぎはしないだろうか?
 もちろん、ジーコが自身の選択を変更するのにまだ3日間あるわけだが、ともかく私は最初に述べたフォーメーションが好きではない。

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