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外国人選手に無駄遣いするなかれ

2003/12/29(月)

日本のチームがよく知りもしない外国人プレイヤー、特にブラジル人プレイヤーのためにどれだけのお金をいまだに無駄にしているのか、ただただ驚くばかりである。
それはおそらく、新しいブラジル人プレイヤーを連れてくる事が魅力的で魅惑に溢れていると考えているからだろう。さらには、将来の代表選手を発掘できるのではないかという大当たりを望んでいるのであろう。
そうは言うものの、私が最近耳にした何人かの移籍選手、移籍予定の選手を見るとようやく日本のいくつかのチームは気づき始めたようだ。

まず、FC東京を退団したアマラオは湘南ベルマーレと契約した。
これは、チームが彼の獲得によって何を得られるのか、十分承知しているベルマーレにとって賢い選択である。
37歳のアマラオは選手としては高齢かもしれない。しかし、チームのために全力を尽くし、体調管理も十分、そして若い選手に良い刺激を与えられる本当のプロである事を示してきた。
選手の資質を知り尽くした上で契約をする事は、お金の事しか頭にないようなエージェントを当てにするよりよっぽど道理に叶う。

また、ガンバ大阪はヴィッセル神戸のシジクレイを獲得しようとしていると聞いた(※)。彼もまたいわゆるJリーグの“ベテラン”であり、私も日ごろから彼のプレーと態度に感心していた。
彼は“スター”ではないかもしれない。しかし、彼はバックでも、ミッドフィルダーとしても、さらには得点能力も備えた信頼のおけるプロである。
ガンバはこれまで、何億というお金を外国人プレイヤーに注ぎ込んできた。しかし、彼らがよく知るシジクレイなら支払った金額に見合う価値を得られるはずだ。

移籍先を探しているもう一人の選手がマルセロ・バロンだ。
最初のシーズンに9得点とそこそこの成績をあげたが、セレッソ大阪の保護選手にはなれなかった。そしてJ1、J2のチームから興味を持たれている。
バロンもまた、ヴァンフォーレ甲府から始まって、ジェフ市原、清水エスパルスと、常に彼のやるべき仕事をやってきた。
彼は常に得点を挙げてきたし、ハードワーカーであり、安定した選手だ。
アマラオやシジクレイのように、彼と契約したチームは良い買い物をする事になるだろう。

以前にも言ったが、チームは海外の選手にかける必要は無い。エージェントや過大評価された選手に高すぎるお金を失う事になるだけだ。

※このコラム(原文)は12月27日に書かれたものですが、ガンバ大阪は24日、すでにシジクレイ選手の獲得を正式に発表していました。

 

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