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クジ運に恵まれたオリンピック代表

2003/10/23(木)

 サッカー日本代表がアテネ五輪に出場できるかどうか、多くの人が気にかけていることと思う。
 しかし、組み合わせ抽選が終わってみれば、不安は楽観に一変したに違いない。
 日本は明らかにクジ運に恵まれ、グループBからの出場枠1を獲得できそうである。
 全体を概観してみよう。
 グループAは韓国、中国、マレーシアが構成し、グループBは日本とバーレーン、アラブ首長国連邦(UAE)。そしてグループCはクウェート、サウジアラビア、オマーン、それからイラクまたは北朝鮮。
 それぞれのグループの1位がアテネ五輪の出場権を手に入れることになる。
 韓国、日本、クウェートの3ヶ国が第1シードとして3つのグループに振り分け分けられたのだが、日本にとってラッキーだったのは、中国およびサウジアラビアとの対戦を回避できたことだ。

 今回の日本チームは2000年の大会のチームに比べて個性や才能にかけているものの、私は出場権獲得についてはずっと楽観的に考えていた。ただし、中国との対戦だけは心配の種であった。
 1年前、韓国・プサンで開催されたアジア大会で日本と中国との試合を見て、中国にはとても感心させられた。
 この準々決勝の試合は、「ガンバのゴン」こと中山の素晴らしいゴールで日本が勝ったものの、中国の試合内容は見事で、とても危険な相手に思えた。
 だから、中国がグループAに入ってほっとしている。ちなみに、グループAは、韓国、イランが同居する大激戦区である。
 アジア・サッカー連盟の事務局長である、ピーター・ベラパン氏は、グループAを「死のグループ」と形容した。まさにその通りだが、それならグループBは「喜びのグループ」といったところか。日本が、アトランタ、シドニーに続く3大会連続の出場権を獲得する素晴らしいチャンスに恵まれたからだ。

 もちろん、日本もタフな試合に何度か遭遇するだろう。とりわけUAEは、巨費を投じてトップクラスの監督を招聘しているため、いつもベストコンディションで戦いに臨んでくるし、組織力もある。
 とはいえ、ハイレベルなJリーグで育まれてきた日本選手の能力、チームワーク、経験があれば、このグループは充分勝ち抜くことができるだろう。

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