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FIFAの大きな一歩

2003/10/27(月)

『ジョゼフ・ブラッター氏は毎日50もの新しいアイデアを考える・・・そしてそのうちの51はくだらないものだ』
かつてあるドイツ人のジャーナリストがこう語った。
こうした揶揄は、このFIFA会長をバカにしたものだが、FIFAがワールドカップ直前の会長選を行わないという今回のニュースは大歓迎である。
私はこれまでに、1998年のパリ、に2002年のソウルと、2度のFIFA会長選挙に出席した。 FIFAがこのような重要な選挙を、キックオフの前日に行っていた事は、まったく信じられない事だった。
この時期は、皆がサッカーとサッカー選手のことを考えていなければならないというのに、新聞記事になるのはサッカー界の権力闘争と裏取引のことばかりだった。
フランスではジョアン・アベランジェ氏が引退した後を受け、ブラッター氏がレナート・ヨハンソン氏を破った。
ソウルでは、ブラッター氏がイッサ・ハヤトウ氏を相手に、圧倒的な強さで2期目を勝ち取った。

もともとこの任期は2006年のドイツワールドカップ直前で満了となるはずであった。
しかしFIFAは最近、ブラッター氏の任期を2007年まで延長することを決定した。
これは素晴らしいアイデアだ。
すなわち、2006年ワールドカップ間近には皆がサッカーに集中することができ、そうした政争や会長人事は本来あるべき裏方にもっていくことができる。
さらには、FIFAの会長は2006年ワールドカップ後、会長選挙まで数ヶ月をかけて、様々な未決事項の解決、帳簿の締め、そしてあらゆる業務書類や会計書類の決裁を終わらせることができる。

フランツ・ベッケンバウアー氏が2006年ワールドカップの運営を取り仕切り、そして2007年に立候補するのではないかという噂があるが、まさに見ものだ。
韓国の野心的な家柄出身で、自身も相当な野心家である鄭夢準(チョン・モンジュン)氏も会長選出馬を目指すかもしれない。
いずれにせよ、会長選挙を1年遅らせるという今回のFIFAの決定は素晴らしい事である。

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