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マリノス、ファーストステージ制覇に王手

2003/07/31(木)

Jリーグ・ファーストステージも、あと1節を残すのみ。横浜F・マリノスが優勝のタイトルと、シーズン終了後のチャンピオンシップ出場権に王手をかけている状態だ。
今ステージは、残り2試合となった先週の時点で6チームに優勝の可能性があった。ジェフユナイテッド市原、横浜F・マリノス、ジュビロ磐田、名古屋グランパスエイト、鹿島アントラーズ、FC東京の6チームだ。
グランパスとアントラーズ、FC東京のチャンスはわずかなものであった。これらチームは残りの2試合を連勝し、他の5チームが揃って連敗しない限り優勝の可能性はなかったわけだが、サッカーはとかく予測不可能なものである。
たとえば、2000年のファーストステージ最終日、セレッソ大阪がホームで川崎フロンターレに敗れ、優勝のタイトルがマリノスに転がり込むなどという結末を、誰が予想しただろうか?

先週土曜日、私は日本平スタジアムに出向き、ジェフユナイテッドの試合を観戦した。ジェフがエスパルスに勝ち、さらにマリノスとジュビロが共に敗れると、ジェフのファーストステージ優勝が決定するからだ。
ありえないような確率であったが、優勝が決まった場合に備え、Jリーグの関係者はジェフの選手たちに授与するファーストステージ優勝トロフィーをスタジアムに持ち込んでいた。噂によれば、15分過ぎにエスパルスが2−0とリードすると、関係者はトロフィーを箱の中に戻したそうだ。
ジェフの選手たちは、ここ数週間見せていた、飢えた若ライオンのような戦いぶりとは異なり、どちらかというとおびえたウサギのようで、優勝争いのプレッシャーと注目の高さに金縛りの状態であった。

マリノスとジュビロはともにアウェーで、それぞれガンバ大阪と柏レイソルが相手だったが、両チームともプレッシャーへの対処はジェフよりはるかに上であった。マリノスとジュビロがともに勝利して、ジェフを追い抜き、ジェフは首位から3位に転落した。
ガンバ対マリノスの試合は、月曜日の夜にJスカイスポーツで観たが、久保竜彦の2ゴールがとても印象に残った。
1点目は、ファー・サイドでの高い打点からのヘディング・シュート。2点目は左足でのジャンピング・ボレーで、ほとんどネットを突き破りそうな迫力があった。
この試合の久保の2ゴールにより、今シーズンのマリノスの総得点は14試合で26点になったが、ジュビロ磐田(33点)とジェフユナイテッド(32点)の記録には水をあけられている。しかし、岡田武史が率いるこのチームが許したゴールはわずかに16。FC東京(10点)とグランパス(14点)に次いで、失点の少なさでは第3位となっている。

マリノスの強さは、まさしくディフェンスにあり、4バックには、柳想鐵(負傷欠場中の波戸の代理)、中澤、金髪の松田、ブラジル人のドゥトラが並ぶ。
波戸が復帰すれば、柳が中盤の中央の位置に入ることが予想されるので、セカンドステージにはマリノスはさらに強いチームとなるだろう。
久保とマルキーニョスのコンビが前線でうまく機能し、右サイドの佐藤由紀彦と左サイドの奥とその後ろのドゥトラが、両サイドから崩すことができれば、マリノスが昨シーズンのジュビロに次いで両ステージを制覇することもありえるだろう。
土曜日、マリノスがホームでのヴィッセル神戸戦を落とすとは思えない。ヴィッセル神戸は、先週土曜日、ホームでの大分トリニータ戦に0−8で敗れたショックが尾を引いているに違いないからだ。
それはともかく、おもしろい優勝争いであった。

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