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オセアニア・チャンピオンの実力拝見

2003/06/18(水)

 コンフェデレーションズカップでの日本代表の緒戦は、水曜日の夜、フランス競技場のニュージーランド戦となるが、日本が勝利するであろうというのが大方の予想である。
 しかし、オセアニアのチャンピオンが日本を苦しめたとしても、驚くには値しない。
 これは、火曜日の午後、パリで開かれた記者会見でFIFA会長のジョセフ・ブラッター氏が述べた見解だ。
 オセアニアのチームはどこも強くなるとブラッター氏が確信するに至った主な根拠は、オセアニアが2006年ワールドカップの出場枠を1つ確保したということである。
 これまでオセアニア連盟のチームがワールドカップ出場権を得るには、他の連盟のチームとプレーオフを戦う必要があった。相手は、あるときには南米のチーム、またあるときにはアジアのチームで、ヨーロッパのチームと戦わなければならないときもあった。
 しかし、2006年の大会から、オセアニアには32の出場枠の1つが与えられることになり、プレーオフを戦う必要はなくなった。

「出場枠が与えられたことは、オセアニアの各国にとって大きな刺激となり、サッカー・レベル向上の誘因となるでしょうね」とブラッター氏。
「オセアニアは当然のものを得ただけなのです。ワールドカップの出場枠という当然のものをね。
「ワールドカップ以外のFIFA主催の大会では、オセアニアはずっとチームを出場させていました。ですから、ワールドカップでも出場枠を得るべきだというのは、論理的に当然の帰結なのです」

 ニュージーランドは、地域の強豪国であるオーストラリアを破るために強いチーム作りを熱心に進めており、コンフェデレーションズカップをチーム作りの第1歩と位置づけている、とブラッター氏は感じているようだ。
 だから、日本チームも用心しなければならない!
 先日、私は神戸ウィングスタジアムでU−22ニュージーランド代表が日本に4−0で敗れた試合を観戦し、ニュージーランドのサッカーはまだまだ発展途上だという感想を抱いた。
 ニュージーランドの選手はボールを持ったときの動きがぎこちなく、敏捷で、テクニックに優れた日本選手とは厳然たる差が見られた。
 しかし、水曜日の夜の日本戦では、ニュージーランドにはとても有利な点が1つある。これは、月曜日の練習のあと、稲本潤一も指摘していた。
「ニュージーランドは、長身の選手が揃っています」と稲本。
「僕は181cmで、日本代表ではいちばんの長身ですが、ニュージーランド代表では平均身長が185cmですからね。
「ビデオでスコットランドとの試合(1−1)を見ましたが、コーナーキックとフリーキックは無茶苦茶怖いなあと思いました。ですから、充分に気をつけないと」
 稲本の言う通りだ。
 自分たちの実力をアピールしたいキーウィ(ニュージーランド代表)にとっては、大会の第1戦は願ってもないチャンスである。
 それでも私は、新チームは多くの点で経験不足であるとしても、好選手の揃った日本がニュージーランドに負けることはないだろうと思っている。
 日本代表の練習はまだまだリズムやパターンが欠けていたが、日本がオールホワイツに負けるとはどうしても思えないのだ。
 日本が勝つだろうが、接戦になり、スコアはおそらく1−0だろう。

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